記者会見で判決を受けての思いを語る事故の遺族ら=津市丸之内養正町の三重弁護士会館で2026年10月20日午後1時42分、大竹禎之撮影 三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックが乗用車に追突し、6人が死亡した事故。自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた元大型トラック運転手の水谷水都代(みつよ)被告(55)=広島県安芸高田市=に津地裁(出口博章裁判官)は20日、法定刑の上限である拘禁刑7年の判決を言い渡した。事故から7カ月。判決を受けて記者会見に臨んだ遺族たちは、今も割り切れないままの苦しい胸の内を語った。「遺族が声を上げないと…」 事故では、静岡県袋井市の会社員、松本幸司さん(当時45歳)一家5人と、埼玉県草加市の団体職員、高峰啓三さん(当時56歳)の6人が亡くなった。 この日の公判で薄紫色の服にマスク姿で法廷に姿を見せた水谷被告は、傍聴席の方向に一礼してから証言台へと向かった。しかし遺族が座る方には目を向けず、終始まっすぐ前を向いて判決を聞いていた。閉廷後は無言で法廷を後にした。 「(被告は)いまだに現実と向き合えていないように感じた」。松本さんの姉(54)はそう語り、松本さんの妻恵梨子さん(当時42歳)の長兄(47)も「どうして事故を起こしてしまったのか、本人の口から聞けなかっ…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事