首相就任1年を受け、報道陣の取材に応じる高市早苗首相=首相官邸で2026年10月21日午後1時45分、平田明浩撮影 政権発足1年を迎えた高市早苗首相は21日、首相官邸で記者団から政権運営における反省点を問われ、「広報のあり方」を挙げた。政権による物価高対策の効果を強調した上で、「皆さまの生活を少しでも楽にするために貢献できていると思うが、的確にそういった情報をお伝えしきれていない。広報のあり方を考えていかないといけない。これが反省点だ」と語った。 首相は、記者団から「この1年で得た教訓や反省があれば教えてほしい」と問われると、「非常に難しい質問だ」と若干思案するそぶりを見せた。その後、混迷する中東情勢などを踏まえて「先手、先手で予想しながら政策を構築していく重要性をこれまで以上に認識した」と語った。Advertisement 記者団が反省点の有無について重ねてただすと「広報のあり方」に言及した。「物価高対策が十分でないという声がたくさんある」とした上で、物価高対策を10・9兆円規模で講じ「やれる限りのことは切れ目なくやってきている」と強調。日本のガソリン価格が1リットル当たり170円前後であることに触れ、「国によっては300円台後半から時には400円を超える先進国もある中で、日本は一番低く抑えられている」と成果を誇った。 その上で、国民に物価高対策の成果を伝えきれていないとし「もう少し、しっかりと国民への発信を強化していく」と語った。 連立を組む日本維新の会については、政権発足の経緯を振り返り「感謝してもしきれないぐらいの思いを持っている」と強調。9月の内閣改造で維新との連携が閣内協力となったことを踏まえ、「責任をより重たく担っていただくパートナーとして歩んでいきたい」と述べた。【高良駿輔】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】