NHK会長、戸別訪問営業の意義を強調 「直接意見が聞ける」

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NHKの井上樹彦会長=東京都渋谷区のNHK放送センターで2026年6月17日、河慧琳撮影 NHKの井上樹彦会長は21日の定例記者会見で、新規の受信契約を結ぶための戸別訪問営業の外部法人委託を再開したことを巡り「直接、NHKに対する意見、希望が聞ける。こちらから受信料制度や公共放送の役割を話すこともできる」と対面による活動の意義について強調した。NHKの受信契約総数は近年、減少傾向が続いており、受信料収入の下げ止まりを目指す狙いがある。 NHKは2023年、外部法人への委託による戸別訪問営業を廃止していたが、今年9月になって再開すると明らかにしていた。事前連絡のない訪問や、対面時の応対などに批判の声があったとして、再開後は訪問前に書面で案内をするなど、従来のスタイルを大きく見直したという。Advertisement 井上会長は「事前に書面などでアプローチを実施した上で訪問し、丁寧に案内して理解をいただくというふうなやり方をとっている。デジタル、書面、対面、外部企業との連携などさまざまな施策を組み合わせた『新たな営業アプローチ』の一つだ」と説明。そのうえで「営業経費を使って人海戦術で(受信契約を)取っていく、かつての訪問主体の営業活動に戻ることはない」とも強調した。 NHKによると、外部法人による訪問営業は、今年9月から大阪府と兵庫県の一部、10月からは東京都、埼玉県、愛知県の一部で実施しているという。【加藤結花、森永亨】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。