門出に選んだスーツは…松井秀喜さんが貫いたミスターとの師弟愛

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国民栄誉賞の表彰式で金色のバットを授与された松井秀喜氏(左)と長嶋茂雄氏=東京ドームで2013年5月5日午後1時38分(代表撮影) ネービーのスーツにストライプのシャツ、水玉模様のネクタイ――。東京都内で23日、プロ野球・巨人の監督就任会見に臨んだ松井秀喜新監督(52)の装いは、敬愛する恩師とおそろいで肩を並べた13年前のあの日と同じだった。 「ウエストが入らなかったらどうしようと思って。でも監督も『着てるな』って思っているんじゃないですか」 2013年5月5日、東京ドームで、松井監督は国民栄誉賞を受賞した。隣には同時受賞となった「ミスタープロ野球」こと元監督の長嶋茂雄さん(25年6月死去)がいた。2人にとって大事な日にまとったスーツ。24年ぶりに古巣に復帰する新たな門出に、この装いを選んだ。2人の間の「約束」 松井監督と長嶋さん。2人は特別な絆で結ばれていた。 石川・星稜高時代、甲子園での「5打席連続敬遠」で注目を集めた強打者を、1992年のドラフト会議で4球団競合の末、引き当てたのが長嶋さんだった。 入団後は長嶋さんの自室で深夜に素振りを繰り返す日々。それは長嶋さんが01年に2度目の監督を退任した後も続いた。「退任する日、私は最後の素振りだと思って涙が止まりませんでした。最後だと思っていましたが、翌日も、次の年も次の年もやりましたね。私は長嶋茂雄から逃げられません。それが幸せです」。長嶋さんの告別式で弔辞を読んだ松井監督の言葉からも師弟愛の深さがうかがえた。 松井監督は長嶋さんの弔問の際、2人の間に「約束」があったと明かした。あれから1年。「約束」が監督就任だったかどうかは…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事