原菜乃華さん=東京都港区で2026年6月26日、小林努撮影 「うまくいかないとか、人と同じように上手にできないなって思った時に逃げ込める場所が唯一、フィクションだったり、映画だったり、ドラマだったりしたので。そういうものの一部に自分もなりたいっていう思いを、強く持っていたのかもしれないです」 ドラマ「もうパパ!」(ABCテレビ・テレビ朝日系=日曜午後10時15分)で多良山紀子役を演じる原菜乃華さん。 新海誠監督のアニメ映画「すずめの戸締まり」(2022年)で主人公の声の役を務め、注目を集めた。翌年公開の映画「ミステリと言う勿(なか)れ」では、祖父の遺産相続をもくろむ名家の高校生役を好演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。 昨年のNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、主人公の妹を天真らんまんに演じ、俳優としての存在感を増している23歳だ。オーディション落ち続けた時期あった 幼い頃から物語に、とりわけテレビドラマに触れ続けてきた。 「友達と遊ぶ時間よりも、すぐに家に帰って撮りだめたドラマを見るのが、冗談なしで生きる楽しみでした」という。「(放送が)絶対に毎週あるし、続きが気になるから、その先1週間は、嫌なことがあっても頑張ろうって気持ちにさせてもらえた。ドラマはすごく好きです」 小学校入学前に芸能界のオーディションを受け、中学生の時には朝の子供向け番組「おはスタ」(テレ東系)に出演してきたなど、キャリアは長い。ただ、10代の頃はオーディションに落ち続けていた時期があったという。 そのつらさから、自分と違う俳優たちが出ている実写作品…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事