ありのまま生きられる社会に 福島のレインボーマーチ、復活へ

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2024年に実施された「第5回ふくしまレインボーマーチ」で、福島市内を参加者が歩く様子=実行委員会提供 LGBTQなど性的マイノリティーもありのまま生きられる社会を目指して歩く「ふくしまレインボーマーチ」が11月14日、福島市で開かれる。2020年から毎年開催されてきたが、昨年は休止された。今回、福島にゆかりのある8人の実行委員たちは、切実な願いを込めて復活の準備を進めている。 第1回のふくしまレインボーマーチは20年にオンラインで実施された。福島県郡山市で当事者のサークルを主宰している廣瀬柚香子(ゆかこ)さん(29)ら県内各地で支援活動をしていたメンバーが企画。新型コロナ禍のため、歩く代わりにSNSで共通のハッシュタグをつけて思いを投稿してもらうなどの方法で、20、21年と開催した。Advertisement 22~24年の各年は、福島市本町のまちなか広場を発着地点として、JR福島駅前など中心市街地を歩いた。参加者は県内外から多い時で100人を超えた。 一方で、実行委員会のメンバーはそれぞれ本業の傍らボランティアで携わっており、みんなが十分に時間や労力を割けるわけではない。継続は容易でなく、25年のマーチはやむを得ず休止となった。 26年に入り、メンバーの一人で郡山市出身のあゆむさん(37、仮名)は、今年のマーチをどうするか悩む中で、当初から活動を支えてきた前川直哉・福島大准教授(当時)に相談した。前川さんに「小規模でも、歩くことが大事」と励まされ、「性的マイノリティーが福島にもいると社会に発信する」という原点に立ち戻り、続けていこうと改めて決意したという。 今年の発着地点となるのは福島市置賜町の「さんかく広場」で、コースはほぼ従来通り。あゆむさんとともに新たに共同代表となった郡山市の吉仲崇さん(44)は「マーチは、当事者を身近な存在としてアピールできる貴重な機会」と話す。 マーチは午後2時スタートの予定で、当日参加を受け付ける。【藤沢美由紀】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】