読む政治:「たまたま女性初でした」 高市首相が「姉」に向けた言葉

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日本維新の会の石井苗子参院議員(左)と立憲民主党の辻元清美参院議員 高市早苗氏が初の女性首相に就任して21日で1年となった。「ガラスの天井」を突き破った首相の政権運営は永田町ではどう受け止められているのか。政界入り前から高市氏を知る与野党の女性議員2人に聞いた。【田中裕之】日本維新の会 石井苗子氏 高市早苗首相とは、互いに政治家になる前から30年以上のつきあいだ。私が年上なので、今でも「お姉ちゃん」と呼ばれている。フジテレビの情報番組「朝だ!どうなる」(1990年10月~91年3月放送)でキャスターとして共演した。私は朝早くの収録が眠くて仕方なかったが、当時20代の高市さんは張り切って元気いっぱいだった。その頃から「将来は首相になる」と話していた。 一方で、今の強いイメージからは想像しづらいかもしれないが、若い頃は繊細なところもあった。心にもないことを言われ「どうしてそんなふうに言われないといけないのだろう」と悩んだ様子を見せていた。 政治の世界の妬みや嫉妬は、キャスター時代とは比べものにならない。普通のサラリーマン家庭から国会議員になり、自分の努力の量は誰にも負けないと思っているはずだ。 首相になってからも、資料を読み込んで勉強を続けているのは高市さんらしい。無理をして勉強しているのではなく、「高市早苗」から勉強を取ったら終わりだ。資料を読み込み、自分の頭で考える。その積み重ねが自信の源になっていると思う。 他の議員との会食が少ないと指摘されるが、首相就任1年目の高市さんが資料に向かうスタイルを取ってきたことは、私にはよく理解できる。今の政治のあり方を変えるために、まずは勉強して足場を固め、どんな人を信頼するか見極めていく過程なのだろう。 今年7月、私の国政報告会に寄せたビデオメッセージで「お姉ちゃん、あんまりいらんこと言わんといてや」…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】消費減税成立へ参院で「あと1人」の皮算用 自民、水面下で交渉関連記事【最新記事】