もっと社会人野球:2大大会未出場のツネイシからドラフト指名なるか 松尾英聖

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【ツネイシブルーパイレーツ-日本製鉄山口】先発し、力投するツネイシブルーパイレーツの松尾英聖(手前)=山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムで2026年10月7日午後2時9分、塚本紘平撮影 都市対抗野球、日本選手権の2大大会に出場したことのない社会人野球チームから、38年ぶりのプロ野球選手誕生となるか――。大学時代は登板機会をつかむのもやっとだった右腕が、世間的には無名の社会人チームからのオファーが転機となり、花開こうとしている。ツネイシブルーパイレーツ(広島)のエース格、松尾英聖(ひでと、23歳)が22日のプロ野球ドラフト会議で候補の一人とされるまでに成長した。 10月初旬の日本選手権中国地区最終予選。身長185センチの大型右腕である松尾はシティライト岡山との1回戦で先発し、球威のあるストレートを武器に7回1失点と好投。最終的には敗れたが力の一端を見せた。敗者復活2回戦の日本製鉄山口戦でも先発したが崩れて3回4失点。予選敗退で日本選手権出場は果たせず、「(相手打線を)止められなかった」と悔しがった。しかし、2年前まではこんな重要な場面での先発を任せられるような投手ではなかった。まさかの誘い 和歌山市出身で、地元の強豪・県和歌山商高ではエース。首都大学野球連盟の帝京大に進学したが、壁にぶつかった。3年まで公式戦での登板は数える程度。たとえ登板できても、打ち込まれてしまう。不本意な日々が続いた。 卒業後も野球を続けたいと思っていたが、目立った活躍はない。不安だった。 「軟式野球でもいいから野球を続けたい」 そう思っていた松尾の運命の歯車が動いたのは、4年生になる直前の春季キャンプだった。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「挫折続き」の日本一左腕 王子・樋口のドラフト指名はあるか関連記事