令和のリアル:関西中受は「後にひけぬ」短期決戦 大阪人の「プロ」が示す流儀

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関西の中学受験事情について語る明光義塾の尾越元治エリアマネジャー=大阪市鶴見区で2026年9月29日、前田梨里子撮影 「中学受験」と一口に言っても、試験の難易度や出題傾向はさまざま。そのうえ地域ごとの特徴もあり、特に関西は「短期決戦」の入試スケジュールが子どもや保護者を悩ますという。 後悔しない学校選びや、本番までの準備はどのように進めたらいいのか。 学習塾「明光義塾」を全国展開する明光ネットワークジャパン(東京都)で、大阪と滋賀のエリアマネジャーを務める尾越元治さん(38)に「関西の流儀」を聞いた。  <主な内容> ・関東と関西、異なる事情 ・無償化も影響、人気集中校 ・関西は「後戻りできぬ」 ・効率よい併願を ・カギは「プレテスト」 第44部「令和のリアル 中学受験」は10月20日、21日に公開しました。次回は11月上旬に公開します。関東より少ない学校、一部に人気集中 ――関東と関西で中学受験事情はどう違うのでしょうか。 ◆関東に比べると、関西は私立中の数が圧倒的に少ないです。偏差値70を超えるような難関校の数も限られてきます。 大阪の大阪星光学院や清風南海、兵庫の灘や甲陽学院、京都は洛南高付属、奈良は西大和学園や東大寺学園などに人気が集中し、倍率は高くなります。 これらの最難関校に続く偏差値50台後半以上の上位校と呼ばれる私立中も、高倍率で競争は激しいです。 ――大阪府が2010年度から私立高の授業料無償化を独自に進めてきました。関西の中学受験にも影響が及んでいると聞きました。 ◆当塾での変化はあります。大阪は以前は「公立王国」と言われ、公立高を志向する傾向が強くありました。 しかし、私立中高一貫校を選ぶ際に6年間の教育費の負担が無償化で軽くなることで、中学受験に関心を持つ家庭が増えています。 上位校を受験する層の…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】秋に失速しない 1万人以上みた中学受験のプロが語る「引き算」関連記事【最新記事】