「到達点を塗り替える」 女性初の棋士へ 西山朋佳白玲の決断

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女性初の将棋棋士になることを表明し、記者会見する西山朋佳白玲=東京都渋谷区の将棋会館で2026年10月26日午前10時43分、平川義之撮影 前人未到の世界へ――。将棋の女流棋士、西山朋佳白玲(31)が女性初の棋士になると表明した。「私自身、女流棋士の歴史の到達点を塗り替える役割がある一人だと思っている。結果を残し、ここまでいけるということを示したい」。26日の記者会見で語る西山白玲の声には力がみなぎっていた。 男女の区別がない棋士になるには、プロ養成機関の奨励会で四段になるか、棋士編入試験に合格するかの二つの道しかなく、西山白玲はいずれもあと一歩のところで涙をのんできた。2025年、女流タイトル戦序列1位の白玲位を5期獲得した女流棋士に棋士資格を与える制度が加わり、西山白玲は10日に5期目となる白玲位を獲得した。決め手は… 真っ先に相談したのは師匠の伊藤博文七段だ。伊藤七段は弟子から棋士が出ていないことを日ごろから気にしていたが「それは僕の気持ちなので気にせず、あなたが選ぶといい」と応じ、そのことが「大事な後押しになった」(西山白玲)という。 27年4月から、棋士と女流棋士の兼務という誰も経験したことのない日々が始まる。対局が過多になるかどうかは、重要な判断材料だった。将棋連盟が「日程調整を検討する」と確約したことが…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事