仏・マクロン大統領がサウジ訪問 安保協力拡大の協議継続で合意

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サウジアラビアのムハンマド皇太子(右)と会談するマクロン仏大統領=サウジのリヤドで2026年10月21日、代表撮影・ロイター フランスのマクロン大統領は21日、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、同国で実権を握るムハンマド皇太子と会談した。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、マクロン氏は19日から湾岸4カ国を歴訪しているが、サウジへの訪問は予定されていなかったという。会談では安保協力の拡大について協議を続けることなどで合意した。 サウジはイエメン内戦で暫定政権を支援。今月に入って敵対する親イラン武装組織フーシ派から空港や石油関連施設への集中的な攻撃を受けている。フランスはサウジからディーゼル燃料(軽油)などを輸入しており、9月下旬に原油積み出し拠点である港湾都市ヤンブーを防衛するため、防空システムを配備すると表明していた。Advertisement サウジメディアによると、21日には南東部のシャイバ油田がドローン(無人機)の攻撃を受け、2人が死亡した。 こうした中、米国務省のピゴット報道官は21日、同省がサウジに駐在する一部の職員らの退避を指示したと明らかにした。フーシ派による民間インフラへの攻撃が増加して死傷者が生じているためだとしている。 一方、トルコ、カタール、パキスタン、インドネシアの4カ国は21日、防衛産業の協力促進や軍事能力の向上などを盛り込んだ「バドル覚書」に署名した。軍事訓練や研究開発などさまざまな分野で連携を深めるとしている。トルコ国防省によると、4カ国の国防相らがカタールの首都ドーハで署名した。 パキスタンとトルコは8月、サウジと安全保障の連携枠組み「メッカ共同防衛協定」を結んでおり、中東情勢が不安定化する中で軍事協力を進める動きが広がっている。【カイロ古川幸奈、ワシントン金寿英】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】