ノーベル賞坂口志文さんの妻・教子さんが講演 研究の秘訣を伝授

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「どんな時にも楽天的に」と四日市高校の在校生らに呼びかける坂口教子さん=三重県四日市市安島2で2026年10月20日午前10時31分、荒川基従撮影 ノーベル生理学・医学賞を2025年に受賞した大阪大の坂口志文特任教授の妻で、大阪大招へい教員の教子(のりこ)さんが20日、四日市市文化会館で母校の県立四日市高校の在校生らを前に講演した。夫婦で研究を続けている教子さんは「何事も時間がかかる。うまくいかないことの方が多いけれど、どんな時にも楽天的であることが大切」と後輩らにエールを送った。 桑名市出身の教子さんは1972年に同高を卒業し、名古屋市立大医学部へ進んだ。講演では在校生約960人に、夫婦で長年取り組んでいる「制御性T細胞」の研究について解説。「これはすごい」「新しい」と察知できるように「自分の頭の中に自分独自の『網』を作る」ことや、「問題に慣れ、知識を消化するには時間がかかる」ことなど、何かに取り組む際の心得を伝授した。Advertisement 基礎研究の道に進みたいという生徒から「貫き通せるか不安。秘訣(ひけつ)は?」と質問された教子さんは、「自分が楽しいのが一番大事。いつも考え、ちょっとずつでも前に行ければ、すごく楽しい」と答えた。 四日市高校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、教子さんは講演後、学校を訪れて授業を見学し、後輩らを指導した。【荒川基従】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。