交通ルールで身を守る 「こども道路交通法」がやさしく解説

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「こども道路交通法」(山崎聡一郎・著/伊藤ハムスター・絵/弘文堂/1650円)写真一覧 自転車について交通ルールを守らない人に反則金を納めさせる「青切符」が4月に導入されてから半年をむかえました。子どものうちから交通ルールを身に付けてほしい――。子ども向けの法律書「こども六法」を書いた山崎聡一郎さん(32)が、身近な交通ルールについてやさしく解説した「こども道路交通法」(弘文堂)を出版しました。 山崎さんが2019年に出版した「こども六法」は、累計87万部のベストセラーになりました。小学校時代にいじめられた経験があり、いじめや虐待の問題を解決するために、法律の知識を役に立ててもらおうと考えて出した本でした。Advertisement 山崎さんが新たに書いた本は「こども道路交通法」です。「赤信号は止まれ、青信号は進んでよい」「道路をわたるときは横断歩道を使う」……。こうした交通ルールは、「道路交通法」(道交法)という法律で決められています。自転車の青切符について説明した「こども道路交通法」のページ写真一覧 青切符の仕組みも道交法に基づいています。対象となる自転車の違反には、ながらスマホ▽信号無視▽無灯火運転▽イヤホン▽2人乗り――など100種類以上あります。反則金は3000~1万2000円です。取りしまりを受けるのは16歳以上です。免許なくても 「こども道路交通法」では、免許を持たない子どもたちに関わりが深い身近なことを選んで紹介しています。自転車は並んで走ってはいけない▽クラクションや自転車のベルはむやみに鳴らしてはいけない▽スケートボードやキックボードは道路を走れない――などです。 また、実際に起きた交通事故が裁判で判断された九つのケースを紹介しています。4コママンガで読めるようになっていますが、解説は本格的です。「こども道路交通法」には「こども六法」とはちがうおもしろさと難しさがあります。山崎聡一郎さん=弘文堂提供写真一覧 山崎さんは「自分の身を守り、事故の加害者にならないようにすることも大事ですが、交通ルールを覚えることがゴールではありません。法律によって人がどのように守られるのか、そのメカニズムを伝えられたら」と話しています。【小学生新聞・篠口純子】毎日小学生新聞では国内外のニュースを分かりやすくお知らせします。紙面やウェブサイトでは、すべての漢字にルビがついているので、小さなお子さんも読むことができます。購読は>>>こちらからGoogle検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事