中国山地調べ歩く社会人学生 大山蒜山で広がるシカへの危機感

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大山ふもとの木谷沢渓谷付近でシカの食痕を調べる松田隆平さん=鳥取県江府町で2026年10月3日午前10時41分、山田泰正撮影 大山・蒜山の周辺で目立ち出したシカの食害について、研究者の間で危機感が広がっている。倉吉博物館(鳥取県倉吉市)の学芸員、松田隆平さん(31)は社会人学生として兵庫県立大学大学院に在学し、シカの好む植物を手がかりにした調査を続けている。2年間にわたり中国山地を丹念に歩いてまとめた結果は、来年夏にも修士論文として発表する計画だ。「シカの脅威を正しく評価して、早めに対策を打つ必要がある。研究の成果が古里の自然環境を守る一助になれば」と願う。シカの侵入見分けるポイントは 一口に「大山・蒜山周辺」と言っても、その面積は広大だ。調査範囲は鳥取県西部や岡山県北部など100キロ四方に及ぶ。この地域では、兵庫県や岡山県に生息する大規模な群れが蒜山高原などを通って西に移動していることが、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の藤木大介准教授らの研究でわかっている。今後、農作物や森林の被害が顕在化すると予想されている。 着目したのは、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事