無添加もインスタントも 長野発「ローカルコンビニ」広がる理由

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「わざわざ」代表の平田はる香さん。わざマート第1号の東御店にはオープン時から棚いっぱいにこだわりの商品が並べられている=長野県東御市下之城で2026年10月15日午後2時34分、鈴木英世撮影 「サッと立ち寄り、良いものが買える」をコンセプトにした「わざマート」。長野県東御市の田園風景が広がる道沿いにある1号店では、コンビニのように食料品やスナック菓子などが所狭しと陳列されている。多くは添加物を使わなかったり、有機栽培だったりする商品だが、強く前面には出されず、気軽に手に取ることができる。諏訪市の商店街で空き家を再生した2号店に続き、今年3月には軽井沢駅直結の商業施設「軽井沢Tサイト」に3号店がオープンした。「ローカルコンビニ」として存在感を高める経営スタイルなどについて、仕掛け人で運営会社「わざわざ」代表の平田はる香さん(50)に聞いた。【鈴木英世】 ――「わざマート」は2023年にオープンしました。 ◆「わざわざ来てくださってありがとうございます」という意味から名付けたパンと日用品の小さなお店「わざわざ」を09年から東御市内で経営していました。店まで行きにくく、営業日も少なかったので、お客さんにとってはハードルの高い店だったと思いますが、当時から「こういう店が近くにあったらいいのに」との声をいただいていました。経営が安定して体力がついたことと、新型コロナ禍を経て「皆さんの近くに行きたい」との思いから「わざマート」を開きました。 ――店内には飲食料品のほかにシャンプーや化粧品、衣料品までさまざまな商品が並んでいます。 ◆利便性を体現するにはコンビニのスタイルが最適だと考えました。商品のジャンルはコンビニと変わらないけれど、中身を変えて「毎日、良いものが買える」と気軽に買い物をしてもらえればと考えました。 経営効率を優先すると、仕入れ先を数社に絞り、どこでも同じようなものを扱った方がいいですが、「わざマート」では400社近くから商品を仕入れています。手間はかかりますが、…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。