重り支えるアームの一部、事故前に削られたか 川崎クレーン4人死亡

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2026年9月12日 5時00分小林日和 奥田薫子足場の崩落が起きた直後の現場=2026年4月7日午後4時半ごろ、川崎市川崎区、対岸にいた男性提供 川崎市のJFEスチール東日本製鉄所で大型クレーンの解体中に作業員4人が死亡した事故の数日前に、落下した重りを支えていたアームの一部を削る作業が行われていたとみられることが関係者への取材でわかった。業務上過失致死傷の疑いで調べている神奈川県警は、作業状況が落下の原因になった可能性があるとみて事故との関連を慎重に調べている。 事故は4月7日に発生。県警によると、解体作業が行われていたクレーンは船から鉄鉱石などの積み下ろしに使う「アンローダークレーン」で、作業を受注した中堅ゼネコン「東亜建設工業」の下請け会社の作業員5人がアーム先端につく約500トンの円柱状の重り(長さ9メートル、直径6メートル)を取り外す作業をしていた。だが、重りが落下して5人は転落。4人が死亡、1人が重傷を負った。 関係者によると、重りには上下2本のアームの先端が内部まで突き刺さる形で埋め込まれていて、重りを支える構造だった。事故の数日前、重りの内部に詰まったコンクリートを上部から掘削していた際、埋まっていた上のアーム部分が露出。何らかの理由でその露出した部分が削られた可能性があるという。 東亜建設工業の事故当時の説明によると、重りの下にはクレーン全体のバランスを保つため、高さ約30メートルの「支保工」があったが、重りの落下で崩落。落下時点で重りは約400トンに減っていたという。 東亜建設工業は5月、外部有識者を交えた社内事故調査委員会を設置したと明らかにしている。 東亜建設工業は朝日新聞の取材に対し、「関係機関の捜査中のため、何もお答えできない」としている。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月12日 (土)日銀、追加利上げの公算大陸自、無断で個人情報を収集世界の海面、異例の高温状態9月11日 (金)子の殺害「心中」ではないアップル初 折りたたみスマホラスカー賞 日本から4人受賞9月10日 (木)上智大生殺害 未解決30年中道「解体」正式決定米軍 PFAS汚染源認める9月9日 (水)羽田、管制指示違反に新規制日本の15歳学力、上位維持エッフェル塔でストライキトップニューストップページへ沖縄県知事選、13日に投開票 争点や経済や暮らし、安保論戦は低調5:00隠し続けた2度の出産 引っ越し重ねても手放さなかった2人の遺体5:00月2回「営業」ノルマ、映画で勉強 元自衛隊員が語る現地情報隊の実態18:16米同時多発テロから25年、NYで追悼 反発受けたマムダニ市長出席22:44森本レオさん死去、83歳 穏やかな語り口、「トーマス」ナレーター22:24パワハラで辞職の横浜市前市長、再始動か 駅立ちでおわび繰り返す16:30