「さわるだけで…」 滋賀の漆工芸品に海外注目 その理由とは

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社会最新記事毎日新聞 2026/9/8 14:00(最終更新 9/8 14:00) 有料記事 1888文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷渡辺嘉久さんの漆工芸品を取り扱うクラウドファンディングサイト「Kickstarter」。「naderu egg」の名前で紹介している 滋賀県長浜市の塗師(ぬし)、渡辺嘉久さん(62)が卵形の漆工芸品「naderu」を制作した。 一見オブジェのようだが、観賞用ではない。 海外からも注目を集める、意外な用途とは。「残った命を……」 渡辺さんは工芸品製造・販売の「渡辺美術工芸」を営む。 塗師として三十数年のキャリアを持ち、湖北地域(滋賀県北東部)に特有の大型仏壇「浜仏壇」の漆塗りや、地元伝統の「長浜曳山(ひきやま)まつり」で使う曳山の修復などに携わってきた。 「誰よりも漆と向き合ってきた自負がある」が、その根底には職人生活を脅かされたある経験がある。 49歳の時に大腸がんが判明。「ステージ3」と診断され、大きな手術を受けた。 幸い2カ月ほどで工房に復帰できたものの、それまで趣味にしていた登山やトライアスロンは体への負担が大きく、できなくなった。 以来、「『残った命』は漆文化を守るために使う」との思いで制作にあたる。継承するには「売れる品を作ること」 ただ、生活様式の変化に伴い、全国的に漆の需要は減少している。 塗師の高齢化と後継者不足も進む。 状況を打開しようにも、従来の延長線では難しい。 危機に立つ日本の伝統を次世代に継承するには、「新しい価値を持った『売れる漆工芸品』を作ることだ」と渡辺さん。 日々、「現代人の日常に、いかに漆が存在できるのか」に思いを巡らす。卵形に思わぬ効果が 新たな商品が生まれたのは、偶然がきっかけだった。 2年前、木工作家の友人から卵形の木製品をもらった。 具体的なアイデアがあったわけではなかったが、渡辺さんは試しに漆を塗ってみた。 すると、吸い込まれそうなほど深いつやが出た。 だが本当に驚いたのはその後だ。 …この記事は有料記事です。残り1176文字(全文1888文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>