誕生日迎えた紀子さま 交流ある人を訪ね歩き、見えてきた普段の姿

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現場から2026年9月11日 7時00分有料記事編集委員・島康彦国指定難病の視神経脊髄(せき・ずい)炎患者とその家族を支援するチャリティーコンサートを鑑賞後、出演者たちと懇談する秋篠宮妃紀子さま。紀子さまの隣が坂井田真実子さん=2026年7月20日、東京都文京区 11日に60歳を迎えた秋篠宮妃紀子さま。精力的な活動ぶりが目立つが、普段は報道される機会が限られ、週刊誌やSNSなどでは、真偽不明の情報も見受けられる。実際のところはどうなのか。交流のある人たちをたどった。 最初に話を聞いたのが、国指定難病「視神経脊髄(せきずい)炎スペクトラム障害」患者会理事長の坂井田真実子さん。免疫系の疾患で自分の体を誤って攻撃してしまう病気で、坂井田さんは常に痛みを感じながらも各地で啓発コンサートを開いている。 紀子さまは大阪・関西万博での啓発イベントを機に、繰り返しコンサートに足を運んでいる。終演後には出演者をねぎらい、「せっかくだから写真を撮りましょう」と集合写真におさまった。坂井田さんは「(写真を)みなさんの活動の時に使ってくださいねと言って下さり。私たちの疾患は知られていないとお伝えしていたので、本当にありがたいと思います」という。視神経脊髄(せき・ずい)炎患者とその家族を支援するチャリティーコンサートに、坂井田真実子さんと手をつないで入場した秋篠宮妃紀子さま=2026年7月20日、東京都文京区 直近では今年7月、都内で開かれたコンサートを鑑賞した。入場時に先導役を務めた坂井田さんはバランスを取れるか不安を感じていたが、紀子さまは「どんな支え方でも遠慮なくおっしゃってください」と声をかけ、手をつないで歩いた。普段は車いすを利用する坂井田さんが歩く姿に他の患者から「勇気をもらった」との声が寄せられたという。 坂井田さんは「お会いするたびに、何かお力になれればと言ってくださる。感謝で胸がいっぱいです」と言う。手話を活用、ろうあ運動に関心 紀子さまは手話を生かした活動も特徴だ。日頃の公務で耳が不自由な人たちと手話で交流するほか、外国訪問先で聴覚障害者が働く施設にも足を運んできた。2010年秋から手話を指導してきたのが前全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎さん。現在理事長を務める滋賀県聴覚障害者福祉協会(滋賀県草津市)で話を聞いた。 石野さんは「とにかく勉強熱心で、当事者がわかりやすい表現を求めて何度も何度も質問される」という。手話の技術だけでなく、聴覚障害者の権利を尊重する「ろうあ運動」の歩みや、生活する中での悩み、情報格差の課題について議論することもあり、石野さんは「寄り添おうという姿勢の現れ」と受け止める。紀子さまに手話を指導する石野富志三郎さん=2010年11月、東京都港区の秋篠宮邸、石野さん提供 紀子さまに続き、長女眞子さま(小室眞子さん)、次女佳子さまも公務で手話を活用し、2025年に日本で初開催されたデフリンピック東京大会では長男悠仁さまも手話で選手らと交流した。今年の天皇誕生日の一般参賀で天皇陛下も手話を披露するなど、皇室全体に手話の取り組みが広がっているが、石野さんは「紀子さまをはじめ、皇室の方々を通じて手話への関心が高まっていることは大変励みになります」と話す。3人の親として 子育てのモットーは 親として3人のお子さまそれ…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人島康彦社会部|編集委員専門・関心分野皇室、こどもの問題、格闘技(プロレス)、演芸(落語、浪曲)こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月11日 (金)子の殺害「心中」ではないアップル初 折りたたみスマホラスカー賞 日本から4人受賞9月10日 (木)上智大生殺害 未解決30年中道「解体」正式決定米軍 PFAS汚染源認める9月9日 (水)羽田、管制指示違反に新規制日本の15歳学力、上位維持エッフェル塔でストライキ9月8日 (火)アンダーパス冠水 相次ぐ事故みずほ楽天カード 還元率2%ガソリン価格 不自然な値動きトップニューストップページへ日産は「火中の栗ではない」 ビール会社出身の議長、稼ぐ力を重視20:30NY原油、5月以来の100ドル台 インフレ懸念で長期金利も上昇6:56選手を誹謗中傷から守るために 伝えたい「投稿前に立ち止まって」5:00中国で修理中の外国貨物船から出火、25人死亡 習氏が原因究明指示21:33「ママを幸せに…」命奪った長男が残した言葉 法廷で母親は悔やんだ12:30「キャリア迷子」の駐在帯同者…帰国後再就職も「これでよかった?」6:50