皇室典範改正の今に読む 長谷部恭男氏の新著『君主制原理』

Wait 5 sec.

毎日新聞 2026/9/11 10:00(最終更新 9/11 10:00) 有料記事 1510文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷君主制原理がその前文で初めて明確に定式化されたフランスの1814年シャルト(部分)Charte Constitutionnelle (du 4 juin 1814) : [estampe] - National Library of France, France - No Copyright - Other Known Legal Restrictions. 皇室典範が改正された今、天皇制の未来をいかに展望したらいいのか――。 その考察に資する一冊が長谷部恭男・早稲田大教授の新著『君主制原理 その生成、終焉、そして遺産』(有斐閣、6050円)。 日本近代史を研究する東京大名誉教授の加藤陽子氏に書評を寄稿してもらった。歴史に禍根残した先人らの誤読 「あとがき」愛読党を自称する身なので、「あとがき」から読む。そこには「2015年6月4日に起こったある事件」により「霞が関関係の仕事を一切しないで済む」ようになって得られた研究時間と本書成立の経緯が淡々と書かれていた。衆議院憲法審査会の日、与党推薦の参考人だった著者が、集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案を違憲と断じた衝撃をご記憶の方も多いだろう。 安保法制は成立したが、著者の奮闘は、違憲訴訟裁判への意見書提出と補充尋問での出廷というかたちで続いていた。「仙台高裁令和5年12月5日判決」中の「当裁判所の判断」部分には異例にも長谷部意見の要約が載せられ、判決はといえば、集団的自衛権行使を全否定したものとしか読めない、含蓄ある判決となった。これに関する著者の本として、棚橋桂介・豊秀一との共著『検証 安保法制10年目の真相』がある。国家の安全保障とは、自国の憲法の基本原理を守ることだと喝破した長谷部意見書は歴史に残るはずだ。 皇室典範「改正」が79年ぶりに強行された現在にあって、君主制原理の淵源(えんげん)について、他ならぬ著者から語って貰(もら)える僥倖(ぎょうこう)を思うとき、読み進む手も震えるというものだ。本書が描い…この記事は有料記事です。残り843文字(全文1510文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>