2026年9月9日 11時55分藤田大道 堅島敢太郎 東京都葛飾区の自宅で上智大生の小林順子さん(当時21)が殺害された事件は、未解決のまま、9日で30年になった。現場では遺族や警視庁の捜査員らが花を手向け、事件に関する情報提供を呼びかけた。殺害された小林順子さんに花を手向け、手を合わせる父の賢二さん=2026年9月9日午前9時、東京都葛飾区柴又3丁目、藤田大道撮影 事件は1996年9月9日午後4時40分ごろに発覚した。葛飾区柴又3丁目の住宅で火災があり、2階の寝室から、順子さんの遺体が見つかった。両手足が縛られており、刃物で首などが数カ所刺されていた。 事件から30年となった9日朝、現場では献花式が開かれ、遺族や警視庁亀有署員、近隣住民ら約30人が参列した。 順子さんの父親の賢二さん(80)は「犯人が、この地球上のどこかで今もなお生きながらえていると思うと、いてもたってもいられない」とし、「何としても娘の無念を晴らすため、事件解決のための活動を続けていく覚悟だ」と話した。小林順子さんが殺害された未解決事件について、情報提供を呼びかける警視庁亀有署員=2026年9月9日午前10時24分、東京都葛飾区、藤田大道撮影 捜査1課によると、今年は8月末までに27件の情報が寄せられた。近年は年間30~50件程度で推移している。 発生から1万日以上が経過し、これまでに投入した捜査員の数は延べ12万人を超えたという。 警視庁は、事件前後の時間帯に目撃された「黄土色のコートの男」について、情報提供を呼びかけている。警視庁は、この男が何らかの事情を知っている可能性があるとみている。 捜査1課の畑孝博課長は「被疑者の検挙に向け、継続して捜査をしている。どんなささいなことでもいいので、情報を寄せてもらえたら」としている。小林順子さんが殺害された事件が未解決のまま30年がたった。父の賢二さんは事件の解決を願った=2026年9月9日午前9時14分、東京都葛飾区柴又3丁目、藤田大道撮影【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人堅島敢太郎東京社会部専門・関心分野事件、事故、災害、戦争、人口減少こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月9日 (水)羽田、管制指示違反に新規制日本の15歳学力、上位維持エッフェル塔でストライキ9月8日 (火)アンダーパス冠水 相次ぐ事故みずほ楽天カード 還元率2%ガソリン価格 不自然な値動き9月7日 (月)玉木氏、国民民主党代表3選悠仁さま、20歳に温暖化進めばスキー場7カ所に9月6日 (日)中低所得者に現金給付を検討メルカトル図法やめて 採択一番茶 静岡が2年ぶり首位トップニューストップページへ豪雨から一夜明けた愛知 浸水36棟、軽傷3人 小中など臨時休校も11:2479歳の母親を殺害した疑い、同居の57歳の息子を逮捕 東京・目黒11:25よみがえるテロリストたちの聖域 9・11から25年後に残る「絆」9:00皇族費の「男女不平等」は改善も 結婚後の女性皇族、男性となお格差7:00「地球の歩き方」国内版続々 地元の魅力再発見 累計132万部に11:30「長く日本で」断たれた夢 福岡・留学生殺害事件、背景に三角関係か8:00