現場から2026年9月14日 7時00分有料記事狩野浩平 天野みすず梶原阿貴さんのコメント公立中高の部活動の指導を外部に任せる「地域移行」が全国で徐々に進められている 中学校の部活動を地域のクラブや指導者に委ねる地域展開が進められている。国は2026年度からの6年間を「改革実行期間」とし、休日におけるすべての部活動の地域展開を目指すが、経済的に困っている家庭への負担が懸念されている。 愛知県の40代女性には中学3年の長女がおり、吹奏楽部に入っている。この春、女性の離婚成立を機に転校した。 前の学校では、部活動の地域展開の一環で、2年前から練習が週6日から4日に減った。かわりに週1回、保護者主催の練習会が始まったが、長女は参加できなかった。200円の会場費を払えなかったからだ。 女性は夫からDVを受け、7年前に子どもを連れて逃げた。 親権争いが長引き、子どもが夫に連れ去られるかもしれないという恐怖から、ずっと登下校の付き添いをした。学校がある時間しか働けず、年収は100万円にも満たなかった。「少しでも、肉食べさせたい」 長女の体重は30キロ台で、同学年の平均と比べて10キロ以上少ない。練習会には毎週の会場費と、2千円の年会費がかかった。 部活動も大事だが、そこでかかるお金を使って、少しでも肉を食べさせてあげたい――。どうしても、そう思ってしまう。 そんな窮状を、他の生徒や保護者は知らなかった。 練習会に来ないのはやる気が…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人狩野浩平東京社会部|天声人語補佐専門・関心分野いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力天野みすず大阪社会部|教育(大学)専門・関心分野国際政治、EU(主に独仏関係)、ワイン、日本酒、茶華道関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円9月13日 (日)フーシが紅海の沿岸部を制圧インフル流行、異例の早さ新築マンションに配達駐車場9月12日 (土)日銀、追加利上げの公算大陸自、無断で個人情報を収集世界の海面、異例の高温状態9月11日 (金)子の殺害「心中」ではないアップル初 折りたたみスマホラスカー賞 日本から4人受賞トップニューストップページへ投票で重視「経済」が最多50%、基地は21% 沖縄知事選出口調査20:54日本M&Aセンター「不適切な買い手リスト」登録逃れ 担当者は解雇6:00中部電、きょう報告書公表 浜岡原発データ不正、経営陣の責任も焦点6:00西田有志がチーム最多の18得点 バレー男子、ロス五輪切符を獲得23:29部活外の練習会、週に200円が払えない DVから逃げた母親の思い7:00内閣改造、女性の起用は? 「機会の平等」にこだわる首相の価値観6:00