7校連合VS朝鮮学校の「集団決闘」 割って入った先生、そこに車が

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朝日新聞連載決闘から始まった授業~「祖国」の教員免許とハングル講座記事現場から2026年9月14日 9時00分有料記事宮崎亮【動画】広島で半世紀以上続く朝鮮語の授業。そのきっかけは1970年の決闘未遂事件だった=林敏行、宮崎亮撮影 土曜の昼下がりだった。 校長室の黒電話が鳴り響き、受話器の向こうの保護者は早口で訴えた。 「うちの生徒たちが、朝鮮学校の生徒と乱闘を計画しているようだ」 校長はあわてて職員室に駆け込み、全教職員に集まるよう指示を飛ばした。広島電機大学付属高校(現・広島国際学院高校)の外観=1975年ごろ、広島県海田町、鶴素直さん撮影の8ミリフィルム映像から 時は1970年12月5日。大阪万博が開かれ、作家の三島由紀夫が割腹自殺した年のことだった。ある高校で韓国・朝鮮語を教える先生は日本の教員免許に加え、朝鮮民主主義人民共和国の教員資格も持つ珍しい経歴です。その謎を解く物語の始まりは1970年。朝鮮学校生と、日本人高校生ら「7校連合」による「集団決闘」騒ぎでした。 広島県海田町の広島電機大学付属高校(電高)では午前の授業が終わり、生徒らはすでに下校していた。 保護者の話によると、「乱闘」の現場はバス停のある広場だという。電高から徒歩15分ほどで、在日朝鮮人の中高生が通う広島朝鮮中高級学校からも遠くない。 本当に乱闘が起きれば、大事になる――。 知らせを受けた生活指導担当の教員らが車で急行すると、その気配はなかった。全員で周囲の見回りを続けたが、何事も起きる様子はない。 ほどなく解散となり、電高教員だった鶴素直(すなお)(87)は学校を出た。300メートルほど歩くと、橋のたもとで8人ほどの男子生徒たちがもめていた。31歳のときの鶴素直さん=1970年撮影、本人提供 黒や紺の学生服を着た生徒らが二手に分かれ、それぞれ1人の生徒に襲いかかろうとしていた。 「これが、保護者の言う『乱闘』に違いない」 鶴はそう直感した。急ブレーキで止まった車 襲われているのは朝鮮学校生だろう。 当時31歳だった鶴は素早く体をいれ、1人の生徒をかばおうとした。ところが少し離れたところで、もう1人が襲われようとしている。 どうすることもできない、と考えたその時だった。 1台の車が急ブレーキをかけ…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人宮崎亮大阪社会部記者|平和・人権専門・関心分野子ども・若者・教育・人権・平和・核兵器関連トピック・ジャンル連載決闘から始まった授業~「祖国」の教員免許とハングル講座(全7回)この連載の一覧を見る関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円9月13日 (日)フーシが紅海の沿岸部を制圧インフル流行、異例の早さ新築マンションに配達駐車場9月12日 (土)日銀、追加利上げの公算大陸自、無断で個人情報を収集世界の海面、異例の高温状態9月11日 (金)子の殺害「心中」ではないアップル初 折りたたみスマホラスカー賞 日本から4人受賞トップニューストップページへ投票で重視「経済」が最多50%、基地は21% 沖縄知事選出口調査20:54日本M&Aセンター「不適切な買い手リスト」登録逃れ 担当者は解雇6:00中部電力の浜岡原発データ不正問題とは きょう会見、報告書公表9:03部活外の練習会、週に200円が払えない DVから逃げた母親の思い7:007校連合VS朝鮮学校の「集団決闘」 割って入った先生、そこに車が9:00第2の人生教えるスナックママ 名刺とプライドを捨て、人生の棚卸し7:00