現場から2026年9月14日 9時01分有料記事宮崎亮【動画】広島で半世紀以上続く朝鮮語の授業。そのきっかけは1970年の決闘未遂事件だった=林敏行、宮崎亮撮影 「あわや集団決闘 高校生と朝鮮学校生」 1970年12月。地元紙・中国新聞の記事で、日本人高校生と広島朝鮮中高級学校の生徒との決闘騒ぎが報じられた。 「7校連合」と呼ばれた日本人高校生らの中心は、広島県海田町の広島電機大学付属高校(電高)の生徒たち。近くの朝鮮学校の生徒らとの小競り合いは、以前から教員らを悩ませていた。ある高校で韓国・朝鮮語を教える先生は日本の教員免許に加え、朝鮮民主主義人民共和国の教員資格も持つ珍しい経歴です。その謎を解く物語の始まりは、56年前に起きた朝鮮学校生と日本人高校生の「集団決闘」騒ぎ。連載2回目は、事件後にあった交流をお伝えします。【連載初回はこちら】連載3回目は15日配信予定。朝鮮語授業の講師を務めた在日コリアンたちの思いを伝えます。 いよいよ大事となった――。 そう感じた教員の有志は動いた。朝鮮学校に電話をかけ、教員同士が電高に集まって話し合うことになった。広島朝鮮中高級学校の外観=1976年ごろ、広島県海田町、鶴素直さん提供の8ミリフィルム映像から 朝鮮学校側は校長を含むほぼ全員が参加し、電高側も教員の半数ほどが集まった。 張りつめた空気のなか、教室に生徒の机を並べ、二十数人ずつが向き合った。 まずは自己紹介から始まった。 朝鮮学校の教員たちが一人ずつ名乗り、電高の教員も続く。順番が回ってきた大林載孝(のりたか)(91)があいさつした。 「私は大林といいますが、本名は趙載孝(チョチェホ)。在日朝鮮人です」 朝鮮学校の教員らが、一斉に驚いた表情に変わった。 当時はいま以上に在日への就…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人宮崎亮大阪社会部記者|平和・人権専門・関心分野子ども・若者・教育・人権・平和・核兵器関連トピック・ジャンル連載決闘から始まった授業~「祖国」の教員免許とハングル講座(全7回)この連載の一覧を見るこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月14日 (月)新顔・古謝玄太氏 沖縄知事に待機児童が9年ぶりに増加首都圏新築マンション1.6億円9月13日 (日)フーシが紅海の沿岸部を制圧インフル流行、異例の早さ新築マンションに配達駐車場9月12日 (土)日銀、追加利上げの公算大陸自、無断で個人情報を収集世界の海面、異例の高温状態9月11日 (金)子の殺害「心中」ではないアップル初 折りたたみスマホラスカー賞 日本から4人受賞トップニューストップページへ投票で重視「経済」が最多50%、基地は21% 沖縄知事選出口調査20:54日本M&Aセンター「不適切な買い手リスト」登録逃れ 担当者は解雇6:00中部電力の浜岡原発データ不正問題とは きょう会見、報告書公表9:03部活外の練習会、週に200円が払えない DVから逃げた母親の思い7:007校連合VS朝鮮学校の「集団決闘」 割って入った先生、そこに車が9:00第2の人生教えるスナックママ 名刺とプライドを捨て、人生の棚卸し7:00