2026年9月9日 17時41分黒田陸離 西崎啓太朗竹中工務店本社の看板=2026年8月19日、大阪市中央区、西崎啓太朗撮影 大阪・関西万博の工事費を水増し請求したとして、竹中工務店社員の河井辰巳容疑者(61)が背任の疑いで大阪府警に逮捕された事件で、水増しのきっかけは、自宅などのリフォーム工事代金の滞納だった疑いがあることが捜査関係者らへの取材でわかった。 リフォームを手がけた会社は、竹中工務店の下請けとして万博の工事も請け負っていた。 河井容疑者はリフォーム代の支払いを免れるため、この会社に対し、万博の工事を受注できるように手を回す代わりに、竹中側への水増し請求を指示。水増しで得た金をリフォーム代に充てるよう持ちかけたという。 関係者への聴取などから判明したという。河井容疑者は万博会場工事の総括作業所長で、工事の発注先を選べる立場にあった。 大阪地検は9日、河井容疑者を背任罪で起訴したと発表した。 認否は明らかにしていない。 起訴内容によると、河井容疑者は2025年2~6月、下請け会社の関係者と共謀し、万博会場内の仮設事務所の内装工事費を竹中工務店宛てに水増し請求させ、竹中工務店に約1363万円の損害を与えたとされる。 府警によると、この下請け会社による河井容疑者の自宅などのリフォーム工事は23年6月から始まっており、総額は6千万円以上に上るという。 これらを支払えるめどがたたず、河井容疑者は滞納していたという。 下請け会社は、万博会場内でほかにも大屋根リング内のトイレなどの複数の工事を請け負っていた。 捜査関係者によると、河井容疑者はこれらの工事でも、この下請け会社に水増し請求を繰り返させていた疑いもあるという。 下請け会社の代理人弁護士は取材に対し、河井容疑者の自宅などのリフォーム工事をめぐっては、水増し請求で得た代金を含めても損失が出ている、と説明している。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人黒田陸離大阪社会部|府警担当専門・関心分野地方取材、スポーツ、平和、人権西崎啓太朗大阪社会部|事件・事故担当専門・関心分野宗教、移住、災害、中東地域関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月9日 (水)羽田、管制指示違反に新規制日本の15歳学力、上位維持エッフェル塔でストライキ9月8日 (火)アンダーパス冠水 相次ぐ事故みずほ楽天カード 還元率2%ガソリン価格 不自然な値動き9月7日 (月)玉木氏、国民民主党代表3選悠仁さま、20歳に温暖化進めばスキー場7カ所に9月6日 (日)中低所得者に現金給付を検討メルカトル図法やめて 採択一番茶 静岡が2年ぶり首位トップニューストップページへ統一会派名は「中道」、高市政権に対抗 立憲・公明系離党で解体15:40丸亀製麺の運営会社、下請け業者の代金を1億円超減額 公取委が勧告17:28富士山の静岡、山梨側の道路で土砂流出 車3台が埋まる 大雨の影響17:30中国へAI規制緩めるトランプ政権 「狂気じみて見える」政策のわけ11:00還暦「霧ケ峰」、三菱電機エアコン唯一の生き残り 新商品で狙う長寿17:40散歩して体操して朝マックして 施設を出て変わった障害者たちの表情7:00