裁判Plus 司法のリアル:同性婚「もう待てない」 79歳パートナーと選んだ司法での闘い

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裁判Plus 司法のリアル毎日新聞 2026/9/12 17:00(最終更新 9/12 17:00) 有料記事 2328文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「彼の配偶者だったという事実を残したい」と語る小浜耕治さん=仙台市青葉区で2026年8月28日午後3時1分、岩田優希撮影 法的にも家族として認めてほしい――。多くの同性カップルたちが願うことだ。 しかし、日本は同性婚を認めていない。だから司法に救済を求める闘いが続く。 仙台市の小浜耕治さん(63)も2年前、行動を起こした。 当時パートナーは79歳。年齢を考えると、時間は限られていた。 「彼の配偶者だった事実を残したい」。とったのはこれまでにない手段だった。婚姻への思い切実に 小浜さんはずっと、セクシュアリティーに蓋(ふた)をして生きてきた。 「同性愛者ではない自分」を作り込み、そんな自分がいつ壊れるのかと不安だった。 30歳だった1993年、18歳年上のパートナーと初めて出会った。 一緒に暮らし始めると自らを解放できた。 「2人で暮らせれば紙切れはいらない」 婚姻への憧れはなかった。 転機は2020年。新型コロナウイルスが猛威を振るい、社会は閉ざされた。どんな明日を迎えるか分からない日々に直面した。 パートナーは70代になっていた。もし新型コロナで倒れたら、病院で面会できるのか。手術の同意に自分は関われるのか――。 同性カップルは異性カップルと異なり婚姻に伴う法的保護が認められていない。 病院の面会一つとっても法的に家族でなければ認められないこともある。 死後の相続も同じだ。異性なら法律で認められる配偶者の相続権が認められていない。 コロナ禍を境に、小浜さんとパートナーの婚姻への思いは切実さを増していった。「もう時間がない」 ちょうど同じ頃、別の同性カップルが起こした国家賠償請求訴訟で、札幌地裁が同性婚を認めていない法制度を「違憲」とする初めての判決を言い渡す。 法の下の平等を定めた憲法14条に反しているとの司法判断だった。 同種訴訟は全国で起こされていた。目的は違憲判決を確定させて、同性婚の法制化に動かない国会に改正を迫ることだった。 ただし、国は徹底的に争う姿勢を示していた。審理は最高裁まで続くことが見込まれた。 そうなれば同性婚が実現するとしても数年単位を要する。 小浜さんが婚姻について相談していた弁護士は、別の司法手続きを教えてくれた。 もしかしたら訴訟よりも早く婚姻が法的に認められるかもしれないという。 互いの年齢から「もう時間がない」と急いでいた小浜さんとパートナーは、可能性にかけることにした。 記事後半では小浜さんとパートナーがとった新たな手法。それに対する司法判断を解説しています法改正を待たなくても… 24年2月、2人は仙台市太白区に婚姻届を提出した。 夫の欄に79歳のパートナー、妻の欄に61歳の小浜さんを記載した。 紙だ…この記事は有料記事です。残り1249文字(全文2328文字) 裁判の話題を深掘りしたメールマガジン「裁判Plus 司法のリアル」を毎月第1・第3金曜日に配信しています。登録ページはこちらになります。【前の記事】感染、差別の二重苦だった「薬害エイズ」和解30年で遺族が手記関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>