スマホの遠隔解析、「通信の秘密」は?不当監視防ぐのに必要なことは

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深掘り2026年9月24日 13時20分有料記事編集委員・吉田伸八 光墨祥吾藤田直哉さんのコメント 「憲法の通信の秘密やプライバシーの保護とぶつかる手法であり、国民の不安を拭うような仕組みにしていかなければならない」。匿名・流動型犯罪グループ(匿流)のスマホから警察が情報を取得する「遠隔解析」について、警察幹部は自戒を込めて語る。 有識者検討会がまとめた提言は、匿流による犯罪の被害は「極めて憂慮すべきもの」と危機感を示した上で、通信事業者から情報を得るといった今の手法では対応し切れないとして、遠隔解析の早期の導入を求めた。ただ、犯罪と無関係の人に対して行うことや警察による不当な干渉・監視に国民が不安や懸念を抱かないよう、厳格で適正な運用の徹底について随所で釘を刺している。匿名・流動型犯罪グループの端末から通信内容を遠隔入手する新たな手法の導入に向けて、有識者検討会が開かれた。警察庁の森元良幸官房長(中央)が「匿流にかかる犯罪情勢は、まさに異常事態」と述べた=2026年8月10日、東京都千代田区 遠隔解析はどう実施されるのか。 警察庁や関係者によると、対象とする端末は、捜査で得た情報や蓄積された関係情報の分析、仮装身分捜査、関係者の供述などから特定する。 匿流を分析するチームなどが分析結果を遠隔解析担当官に提供し、遠隔解析を依頼。担当官は、その端末が犯罪の指示などに使われたことを示す証拠を添えて裁判官に許可状(令状)を請求する。令状の請求では、電話番号やIPアドレスなどで端末を特定した上で、入手すべき情報を具体的に絞るという。端末の遠隔解析と被害防止のイメージ 指示役らのスマホから入手する情報は、重大な犯罪の被害が差し迫っている人を特定し被害を防ぐ目的のためのものに限られる。■「ポリスウェア」で情報取得…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月24日 (木)日米首脳が会談女性の高学歴 出産と関係薄くニセの「金」を質入れ9月23日 (水)千葉・神奈川 土砂崩れ相次ぐクマ撃退スプレー 要件を公表汚染食品 世界で152万人死亡9月22日 (火)台風25号 関東に接近マダニ感染症 広がる感染地域88歳 堀江さん、太平洋横断へ9月21日 (月)65歳以上が総人口の29.6%に長寿の親持つ人は長生き傾向スガキヤ、20年ぶり関東へトップニューストップページへ米オープンAIトップ「AIに未来奪われる」国連安保理で協調を直訴13:01習近平氏はなぜいま訪米? 米中首脳会談「第2ラウンド」六つの要点12:004歳で行方不明、37年後の失踪宣告 「死亡日」記入で震えた手6:00米国賓の習氏出迎え、主要テレビ中継せず 報道締め出しに抗議の余波12:50脅され闇バイト強盗、自ら捕まりにいった男 「社会に溶け込みたい」9:00印旛沼の堤防決壊、広がる住宅浸水 住民は落胆「あきらめの境地」5:00