クラシックBravo!インタビュー 西本龍太朗毎日新聞 2026/9/24 11:00(最終更新 9/24 11:00) 有料記事 2321文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ピアニストの阪田知樹さん=東京都渋谷区で2026年4月10日、西本龍太朗撮影 「コンプリートミュージシャンになることが僕の理想です」 ピアニスト、阪田知樹さんの音楽活動はピアノ演奏にとどまらない。 作曲もすれば、指揮もする。 そんな“全てそろった音楽家”の偉大なる先達がフランツ・リストだ。献身的なリストに深い感銘 1993年生まれの阪田さんは、東京芸術大を経てドイツ・ハノーバー音楽演劇大に留学して研さんを積んだ。 2016年にはリストの祖国ハンガリー・ブダペストで5年に1度開催されるフランツ・リスト国際ピアノコンクールで1位に輝いた。 阪田さんがリストのピアノ曲を弾いたのは13歳の時。 「ラ・カンパネラ」や「愛の夢」といった名曲を通じてその名は知っていた。 当時師事していた先生から渡されたのは「初めて弾くリストにしてはだいぶ渋め」の楽曲「バッハの名による幻想曲とフーガ」だった。 初めて接する作曲家について、阪田さんはピアノ曲に限らずどんな作品を書いたのか、楽譜を読んで弾いてみたり、音源を聴いてみたりする。 「リストがどういう人物か、調べてみると次世代の音楽家の教育や、作曲家が作品を出版する後押しをしていることを知りました。女性とのスキャンダルといった華やかな面が取り沙汰されがちですが、音楽に対するリストの献身的な姿勢に強く感銘を受けました」音楽が技術に隠れないように 阪田さんをとりこにしたリストの音楽の独自性は何か。 「非常に単純なことに聞こえるかもしれませんが、まず、譜面が黒いということがあります」 無数の音符を書き付けたリストのピアノ曲は、楽器の可能性を引き出す書法の結果でもあった。 「極めてピアノに対して合理的でありながら、ピアノの可能性を120%引き出すにはどうすればよいのか。リストが考え抜いて出来上がった書法だと思います」 リストはオリジナル曲以外に、ベートーベンの交響曲をまるごとピアノのために編曲したり、同時代に流行していたオペラ作品をパラフレーズ(華麗な装飾を施した編曲)に仕立てたりした。 超絶技巧を披露するビルトゥオーゾピアニストでもあったリスト。 その曲を弾く際に阪田さんが意識するのは「技術的なアピールが前面に出すぎてしまうと、音楽の魅力が遠の…この記事は有料記事です。残り1412文字(全文2321文字)【前の記事】報われなくても… 辻彩奈さん、バイオリンでひらく未来の古典関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>