SNSの仕組み巡り、日本でも訴訟模索 子どもへの悪影響を問題視

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2026年9月25日 7時00分寺田実穂子杉田俊介さんら4件のコメントGoogleやFacebookのアプリ画面 SNSは、子どもたちの人付き合いに欠かせない存在になっている。一方で子どもへの悪影響も無視できないものになっており、SNSの仕組み自体を問題視し、訴訟を模索する動きも出てきた。 富山大学の山田正明准教授(内科医・社会医学)によると、SNSにはどの投稿をどの順番で表示するかを決めるアルゴリズム(計算手順)が働いている。ユーザーの不安や怒りなどの感情を起こしやすいコンテンツを見るように導き、それによって、利用時間を増やす仕組みだという。 企業の目的はあくまで「ユーザーが自社のサービスを使い続けて、広告代金を稼ぐこと」。それが結果として、子どもたちの怒りの感情を高めたり不安をあおったりしており、怒りや不安が高まった人は、ますますSNSから離れられない状況になってしまっている、と山田准教授はみる。 「立候補年齢引き下げ訴訟」など、公共訴訟を手がける一般社団法人LEDGE代表理事の亀石倫子弁護士が解決の糸口を探っている。亀石弁護士は、米国の訴訟を参考に、通知機能や無限スクロールといったSNSの設計や仕組みそのものを争点に運営会社を相手取る訴訟を国内で検討中だ。ネット依存に詳しい医療者に話を聞くなどしている。 米ロサンゼルスの州裁判所の陪審団は今年3月、Instagram(インスタグラム)やYouTube(ユーチューブ)などの設計を巡り運営会社の責任を認めるとする評決を出した。 原告の女性は、幼少期からユーチューブの視聴やインスタグラム、TikTok(ティックトック)などを始め、うつ病などをわずらったという。 被告側は、子どもの不調の原因には、家庭環境や学校でのいじめ、個人の脆弱(ぜいじゃく)性の問題など他の要因があると反論した。しかし陪審団は、SNSが「唯一の原因」である必要はないとの基準のもと判断したという。 亀石弁護士は「SNSへの依存はもはや個人でコントロールできる問題ではなくなってきている。一刻も早く対策を打たなければいけない」と話している。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人寺田実穂子くらし科学医療部|食・消費者専門・関心分野消費者問題、暮らしの安全、LGBTQ関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月25日 (金)東京都の中古マンション下落「原発回帰」欧州で加速国連安保理にAI規制求める9月24日 (木)日米首脳が会談女性の高学歴 出産と関係薄くニセの「金」を質入れ9月23日 (水)千葉・神奈川 土砂崩れ相次ぐクマ撃退スプレー 要件を公表汚染食品 世界で152万人死亡9月22日 (火)台風25号 関東に接近マダニ感染症 広がる感染地域88歳 堀江さん、太平洋横断へトップニューストップページへ習・トランプ会談は成功したのか、米中専門記者がポイントを解説6:39なぜ千葉で豪雨禍繰り返す? 違う要因で偶然集中、ただ共通するのは18:20横須賀女性死亡の崖崩落 以前から土砂流出、所有者に対応求めていた20:42匿名アカウントで不適切投稿 自民党福岡県議「攻撃的になり反省」15:23卓球男子、日本が中国を破り60年ぶりのアジア大会V 「長かった」22:08スタートアップ企業、防衛産業へ続々参入「新しい戦い方」の担い手に6:00