2026年9月22日 7時30分西岡矩毅警視庁が匿流事件に加担した人から聞いた話を元に作った漫画動画。犯罪に加担させられた様子を描いている=警視庁提供 「海外に行ける」「リゾート地で高収入」。そんな誘いに応じて海外に渡航し、現地の特殊詐欺拠点からだましの電話をかける「かけ子」をさせられるケースが絶えない。 警視庁は、渡航先で特殊詐欺に関わった可能性のある日本人の帰国情報を得て空港に出向き、事情を聴くなどし、海外の詐欺拠点の実態解明を進めている。 警視庁によると、SNSで仕事に応募したケースだけでなく、知人から「ホテルをレビューする仕事」と紹介されたり、海外で観光中に声をかけられたりして、詐欺拠点に連れて行かれた人もいたという。 いったん拠点に入ると、自由を奪われて帰国できなくなり、身に危険が及ぶ可能性もある。 「ビルの6階から突き落とされた」「監視役が居眠りするかけ子にスタンガンを当てていた」などと証言する人がいたほか、滞在3日目にビル3階の部屋の鉄格子を外して逃げ出そうとした人もいたという。関わるな、匿流 警察庁によると、カンボジアやインドネシアなど海外の詐欺拠点が現地当局に摘発され、日本に移送された後に検挙された人は、26年1~6月で37人に上り、前年同時期より27人増えた。 こうした実態を若い世代に知ってもらおうと、警視庁は18日、体験談を元にした漫画動画を作った。 そのうちの一つの動画は約90秒で、女性が「海外リゾートで高収入」とうたうSNSのバイトに応募し、渡航先でかけ子をさせられ、帰国が難しい状況に追い込まれていくといった内容だ。警視庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部のサイト(https://tokuryutai.jp/)で公開している。 匿流本部の植田哲也戦略企画官は「匿流に加担すると自分や家族に危害が加えられる恐れがある。人生が崩壊する。匿流に関わらないでほしい」と呼びかけた。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月22日 (火)台風25号 関東に接近マダニ感染症 広がる感染地域88歳 堀江さん、太平洋横断へ9月21日 (月)65歳以上が総人口の29.6%に長寿の親持つ人は長生き傾向スガキヤ、20年ぶり関東へ9月20日 (日)アジア大会が愛知で開幕今夏、史上5番目の暑さ巨大IT規制「改善進まず」9月19日 (土)日銀、政策金利1.25%に新米が去年の古米より安い中国の若者失業率が最悪水準トップニューストップページへうるう秒廃止、10月に正式決定 地球の自転速まり、うるう時を導入5:00日本の牛肉輸出先「タジキスタンが7位」の怪 香港で誘われた貿易商5:00ホワイトハウス出禁でCNNなどが提訴 FOXも連帯、代表取材停止6:0039歳で認知症と診断 「笑顔で生きる」13年、語り始めた「進行」4:00メガバンクから突然、2300万円返せ 「高齢社会あるある」に遭遇11:00ほぼ同じカタツムリなのに「籠城型」と「迎撃型」、成長戦略も全く別6:00