令和のリアル 中学受験毎日新聞 2026/9/23 15:00(最終更新 9/23 15:00) 有料記事 2907文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「中受 12歳の交差点」の著者、工藤純子さん=東京都文京区で2026年9月10日午後3時9分、竹内麻子撮影 難関中学を目指して猛勉強することが「正解」なのか――。 中学受験は、子どもの将来を思うからこそ親も過熱してしまいがちだ。だが、こんな疑問が頭をよぎったことがある人もいるのではないだろうか。 児童文学作家の工藤純子さんも、その一人。 我が子2人の受験に伴走した経験を基に、初めて中学受験をテーマにした作品を書き上げた。 描いたのは、等身大で多様な「中受の今」だ。 <主な内容> ・「中受 12歳の交差点」のストーリーは ・軽いノリで塾通いを開始 ・「勉強が好きじゃない」第2子は… ・親に求められること 第42部「令和のリアル 中学受験」は9月22、23日に公開しました。次回は10月上旬の公開予定です三者三様の受験 「中受 12歳の交差点」(講談社)は、3人の小学6年生がそれぞれのスタイルで中学受験をするストーリーだ。2025年に出版された。 成績がよく公立中高一貫校を目指している新(あらた)、勉強は苦手で人間関係に思い悩む広翔(ひろと)、バレーボールが大好きだが地元の公立中学にバレー部がなく失望しているつむぎの気持ちが丁寧に描かれている。 「12歳は子どもに見えますが、大人が思うよりもいろいろと考えています。ただ、子どもはなかなかうまく言葉にできません。私もかつてはそうでした」と工藤さんは語る。 そのことを表すような場面がある。 新は近所の人に「勉強ばっかり、かわいそうにねえ」と言われ、心の中で「俺は自分の意思で勉強している」と憤る。 広翔は同級生に無視されたりからかわれたりする中で、塾の先生に「もっと合っている学校があるかもしれない」と受験を勧められる。行きたい中学が見つかるものの、勉強に自信がないのでなかなか「行きたい」と言えない。 「(大人が)決めつけるのは違うなと。いつも子どもの頃の自分の気持ちを思い出しながら書いています」きっかけは第1子の受験 実は、工藤さん自身は中学受験に特に興味はなかったという。関心を持つきっかけは上の子だった。 「友達が受験するのでしてみようかな」と、軽いノリで塾に行き始めた。小学4年の終わりごろだった。 通っていた塾は、友達同士のグループが既に固定されていた学校より、のびのびと過ごせた。成績を張り出して競い合う方式も性格に合っていたようだ。 「だんだんと勉強が楽しくなり、塾通いは週3日から週5日に増えました。『子どもが頑張っているなら応援しなきゃな』という気持ちになりましたね」 結果も伴った。目標にしていた東京都立の中高一貫校に合格した。小学6年の夏以降に急成長 一方、下の子は「勉強はそんなに好きじゃなかった」。当初、受験は考えていなかったが、工藤さんは私立中学について調べるうちに「ありかもしれない」と考えが変わった。 少人数教育、スポーツ重視、SDGs(持続可能な開発目標)に力を入れている――。校風や理念は学校によってそれぞれ異なる。 「一緒に学校見学をした時、公立にはあまりない珍しい部活動を見て、子どもは興味を持って前のめりになっていましたし、とても居心地が良さそうに見えました」 地元の中学以外の選択肢があることに気づき、「この中学に行きたい」と言うようになった。 とはいえ、勉強に前向きなタイプではなかったので、工藤さんは「ちょっと無理かな」と思っていたという。ところが小学6年の夏ごろから本格的に受験対策を始めると、驚くほどコツコツと勉強するようになった。 「個別指導の塾に通って…この記事は有料記事です。残り1474文字(全文2907文字)【前の記事】「入ったら楽」母の言葉を信じて名門私立中で不登校 今思うこと関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>