2026年9月23日 11時00分有料記事編集委員・大久保真紀杉田俊介さんのコメント性暴力被害を訴えて裁判闘争を続ける母と、それを支える薫さん(右)=2026年6月29日午後4時54分、東京都中央区、井手さゆり撮影 自分の母が性暴力被害を受けたと告白し、実名を明かして裁判をすると決意した――。神奈川県に暮らす会社員の薫さん(34)に、実際に起きたことだ。当初は戸惑い、母(65)に対して「なぜ」「何をしているのか」といらだつ気持ちさえ抱いた。だが、裁判に足を運ぶうち、考えが変わっていった。「自分なら途中で気づく」 薫さんが母から性暴力被害を打ち明けられたのは、2022年2月。父と3人で旅行していたときだ。 看護師で、熱心にカトリックの教会に通っていた母の告白は衝撃だった。 母によると、母が子どものころに家によく出入りしていた男から性暴力を受けたことを、教会の儀式の一つ「告解」で外国人神父に話した。すると、その神父から「霊的指導」と称して性交を強いられ、動画を撮影されるなどの被害が4年半続いたという。 一家はみなカトリック信者。薫さんは大学時代に長崎市内にあった実家に帰省したとき、教会でその外国人神父とも会ったことがあった。 明るい態度で信者に接していた神父だった。そんなことをするとは、当初は信じがたかった。 「なぜそんなことになったのか」性被害を打ち明けた母に当初は戸惑い、いらだつ気持ちさえ抱いたという薫さん。裁判を傍聴するうちに気持ちに変化が起きた=2026年6月29日午後4時51分、東京都中央区、井手さゆり撮影 「自分なら途中で気づく。どうしておかしいと気づけなかったのか」 母に対して、疑問やいらだち…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人大久保真紀編集委員専門・関心分野子ども虐待、性暴力、戦争と平和など関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月23日 (水)千葉・神奈川 土砂崩れ相次ぐクマ撃退スプレー 要件を公表汚染食品 世界で152万人死亡9月22日 (火)台風25号 関東に接近マダニ感染症 広がる感染地域88歳 堀江さん、太平洋横断へ9月21日 (月)65歳以上が総人口の29.6%に長寿の親持つ人は長生き傾向スガキヤ、20年ぶり関東へ9月20日 (日)アジア大会が愛知で開幕今夏、史上5番目の暑さ巨大IT規制「改善進まず」トップニューストップページへ日米首脳が会談、高市首相「同盟の強さ示す」 ICC問題にも言及6:14トランプ氏、国連総会演説でICC脱退呼びかけ イラン攻撃も正当化8:58水没車両付近で発見の男性死亡、台風死者9人に 印旛沼の周辺は浸水10:455億円動かす65歳元主婦の起業 新聞記者の夫が退職「私のターン」9:00見られるのが嫌だった「弱くなった自分」 池江璃花子を動かすもの6:00ドローン駆使の「新しい戦い方」 導入急ぐ自衛隊、越えるべき壁4:00