4歳で行方不明、37年後の失踪宣告 「死亡日」記入で震えた手

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現場から2026年9月24日 6時00分有料記事板倉大地松岡圭子さんの自宅には、行方不明になった長男の伸矢君の写真が飾ってある=2026年2月3日午後0時25分、茨城県牛久市、板倉大地撮影 2026年8月21日、茨城県牛久市の松岡圭子さん(72)に市役所から電話がきた。失踪宣告の手続きにより、42歳になる我が子が戸籍上で「死亡」扱いになったことを知らせる連絡だった。 「前に進むためだから、ごめんね」。自宅の部屋に飾られた写真の中で腕を組み、おどける伸矢君に、そっと語りかけた。【動画】37年前に徳島県つるぎ町で行方がわからなくなった松岡伸矢君(当時4歳)について、家族の申請を受けて家庭裁判所が7月に失踪宣告した。苦渋の決断について母の圭子さんが語った=板倉大地撮影 約600キロ離れた徳島県つるぎ町(当時は貞光町)で、4歳だった長男、伸矢君がいなくなったのは37年前。圭子さんの母の葬儀に出た翌日、1989年3月7日の午前8時半ごろだった。 夫の正伸さんらと親戚宅の周辺を散歩した帰り道、玄関前で1人になった数十秒の間に姿を消した。親戚宅は山の中腹にあり、周囲にはところどころに住宅が立っているだけ。警察に通報し、警察犬も出動したが、見つからなかった。松岡圭子さんの自宅には、行方不明になった長男の伸矢君や、がんで亡くなった夫の正伸さんの写真が飾られている=2026年2月3日午後0時25分、茨城県牛久市、板倉大地撮影 その後も毎日、周辺の納屋や土管のなか、山頂や川辺も捜した。しかし、親戚たちも残り続けてくれていることが申し訳なくなり、3月16日に茨城へ帰ることにした。飛行機のタラップを上りながら、我が子を残していく無念さに泣いた。 正伸さんは情報提供を呼びか…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月24日 (木)日米首脳が会談女性の高学歴 出産と関係薄くニセの「金」を質入れ9月23日 (水)千葉・神奈川 土砂崩れ相次ぐクマ撃退スプレー 要件を公表汚染食品 世界で152万人死亡9月22日 (火)台風25号 関東に接近マダニ感染症 広がる感染地域88歳 堀江さん、太平洋横断へ9月21日 (月)65歳以上が総人口の29.6%に長寿の親持つ人は長生き傾向スガキヤ、20年ぶり関東へトップニューストップページへ欧州で加速する原発回帰 脱原発40年のイタリア、新設へ法案成立5:00印旛沼の堤防決壊、広がる住宅浸水 住民は落胆「あきらめの境地」5:00「我々はテロの被害者」イラン大統領、国連総会で演説 米国は退席4:19全日空機が那覇空港に緊急着陸 エンジンの異常高温を検知5:00エチオピア北部で反政府勢力が空港制圧、和平合意が崩壊の恐れ4:12米中首脳会談、AI焦点 増す「暴走」懸念、安全確保へ歩み寄れるか14:00