毎日新聞 2026/9/26 11:24(最終更新 9/26 11:24) 780文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷70年以上住んだ家から立ち退きを迫られ、救急車へと運ばれる87歳のマリカルメンさん=マドリードで2026年9月23日、ロイター 観光客の短期滞在向けアパート需要の高まりで住宅難が深刻化しているスペインで、家賃を巡る交渉が成立せずに70年以上住んだ部屋から87歳の女性が退去を迫られた問題が波紋を呼んでいる。各地で抗議運動が起き、与野党も反応して社会・政治問題化している。 退去を迫られたのはマドリード中心部のアパートに住んでいたマリカルメンさん。スペインメディアなどによると、父が1956年に当時の大家と結んだ契約を引き継ぎ、月約500ユーロ(約9万円)の家賃を払っていた。Advertisement しかし、新たに部屋を買い取った不動産投資会社が2018年、家賃を2650ユーロへと引き上げると告げた。その後の交渉で1650ユーロに下げたが、それでも毎月の年金支給額を上回る水準だった。 法廷で争った結果、26年3月に不動産会社側に有利な判決が確定。そして9月23日、新しい家賃を拒否していたマリカルメンさんは担架に乗せられ、警察が周囲を封鎖する中で強制的に退去させられた。マリカルメンさんが強制退去させられ、周囲を封鎖した警察を前に悲しむ支援者たち=マドリードで2026年9月23日、ロイター スペインでは、観光客が大量に押し寄せて住民らの生活に影響をきたすオーバーツーリズムが社会問題となっている。家賃も高騰しており、不動産大手によると、マドリードの家賃は15年からの10年間でほぼ2倍に上昇した。住宅難の象徴としてマリカルメンさんの陥った事態は耳目を集めた形だ。26日にもマドリード中心部でデモが計画されている。 穏健左派の社会労働党を率いるサンチェス首相は23日、「容認できない社会的な悲劇だ」と述べ、借り主の権利強化を含めた法整備を急ぐ考えを示した。一方で中道右派の最大野党・国民党は、住宅問題に対処できていない政権の責任を追及する構えだ。 スペイン国営放送RTVEによると、マリカルメンさんは入院したものの容体は安定している。「私の家は私の人生そのものだった。離れても、闘いはやめない」と語った。【ブリュッセル岡大介】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>