インタビュー 宇田川恵毎日新聞 2026/9/26 08:00(最終更新 9/26 08:00) 有料記事 3335文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷スーパーマーケット、ヤオヒロ東店で販売される格安のコメ=埼玉県上尾市で2026年6月4日、平川義之撮影 歴史的な高値から下落へと大きく揺れるコメ価格、「令和の米騒動」の挙げ句、過去最低になった食料自給率……。コメを巡る政策はどうなっているのか。いざという時、私たちの食は守られるのか。食の問題に詳しい東京大大学院特任教授・名誉教授の鈴木宣弘さんに聞いた。【聞き手・宇田川恵】消費者と生産者の間に1000円のギャップ ――コメは一時、スーパーの平均価格が5キロ4400円超まで高騰し、最近は約3000円まで下がっています。米騒動前よりまだ高いですが、今の米価をどう捉えますか。 ◆さまざまな調査を見ると、消費者は5キロ2500円程度でないと買いにくいようです。物価上昇に見合うほど賃金が上がらず、生活が苦しいので、3000円程度では負担が重いのでしょう。 一方、生産者にとっては、ホルムズ海峡封鎖の影響などから生産コストがどんどん上昇しており、5キロ3500円程度(生産者段階で60キロ約2万5000円)で売れないと採算がとれないとされます。 つまり、消費者と生産者の間に約1000円のギャップがあるのが現状です。古米と新米をブレンドして安く売りたい? ――政府は放出した備蓄米を今月から買い戻しますが、この先の米価をどう見ますか。 ◆備蓄米の買い戻しは、放出した59万トンのうち21万トンです。米価が下がっているのはコメが余っているためで、この量の買い戻しなら価格に影響は少ないでしょう。 ただ、産地は今、米価の引き下げ競争のような様相を呈しています。民間の集荷業者が60キロ1万円近い低米価を提示しており、農業協同組合(JA)が生産者に前払いする「概算金」も60キロ1万円という品種が出ています。このため米価はさらに下落する可能性があります。生産者の廃業が激増しかねない事態です。 集荷業者は一昨年来のコメ不足を受け、2025年産米を高額で買いました。それが売れずに残り、26年産の新米が25年産の古米より安いという逆転現象が起きています。業者の多くは、今年の新米シーズンが終わった後、古米を新米とブレンドし、価格を抑えて何とか売りたいと考えているようです。それもあって、新米を安く買いたたこうという動きが広がっているのです。混乱の元凶は備蓄米の放出遅れ ――異常な米価高騰から下落に転じた混乱の根本原因は何ですか。 …この記事は有料記事です。残り2376文字(全文3335文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>