朝日新聞記事現場から2026年6月27日 16時00分有料記事橋本龍之介 添田樹紀JR元町駅のそばに並ぶラーメン店=神戸市中央区 国の家計調査(2023~25年平均、2人以上の世帯)によると、全国の都道府県庁所在市と政令指定都市のうち、ラーメンを含む「中華そば」の外食費が最も高いのは山形市(2万1695円)で、最も低いのは神戸市(4810円)……。 こんな結果を紹介した記事が22日、朝日新聞デジタルで配信された。 神戸を拠点に活動し、ラーメンをこよなく愛する記者2人は面食らった。 街には「今日はどこに食べに行こうか」と迷えるほど店の選択肢は多く、日本三大中華街の一つ「南京町」もある。それなのに最下位とは……。 理由を探るべく、取材に出かけた。街の人も「そんなはずは…」 まずは中央区の大倉山。「神戸っ子のソウルフード」をうたう老舗「もっこす」総本店をランチタイムに訪れると、10人以上が列をなしていた。 食事を終えた垂水区の建設業、松原光さん(29)に声をかけ、調査結果を伝えると、「そんなはずないのでは」と半信半疑な様子。ただ、こうも言った。「確かに、家族で夜ごはんに『ラーメンを食べに行こう』とはなりませんね」「もっこす」総本店=神戸市中央区 次は、観光客でにぎわう中華街・南京町へ。料理店の店先で売られるトンポーロ―やちまき、看板の様々なメニューの写真に食欲がそそられる。 その一角の店でラーメンを食べたという大阪府の大学生、青山椎七(しいな)さん(20)も「こんなに活気があるのに意外」と驚いた顔だ。 ほかの道行く人たちにも尋ねてみたが、同じような反応。どうも実感がわかないようだ。南京町=神戸市中央区 神戸には南京町に限らず、数多くの中華料理店がある。もしかしたら、こうした店で提供される汁ありの麺類は、統計上は「中華そば」以外のカテゴリーに分類されているのではないか。 そう考え、調査を手がける総務省統計局に問い合わせてみた。担当者は「基本的に、中華的な麺類は『中華そば』に分類される」と説明した。 「中華そば」に該当するのは「ラーメン、焼きそば、皿うどん」の三つで、チャーハンや八宝菜などの「中華食」のカテゴリーには含まれない。ちゃんぽんやつけ麺も「中華そば」とみなされるという。 推測は外れた。では、店側はどう考えるのか。「ご当地ラーメン」がない? 灘区・六甲道。神戸大学など…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人添田樹紀神戸総局専門・関心分野国内政治、東南アジア、性的マイノリティ関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月27日 (土)日本代表、次戦はブラジル養子の子 男子は皇位継承資格タクシー、軽自動車もOK6月26日 (金)三陸沖で地震 今後も警戒きょう、スウェーデン戦NHK受信料 相次ぐ契約漏れ6月25日 (木)中国で日本人2人拘束EU離脱、57%が「誤り」性被害訴える検事ら署名6月24日 (水)中学生が「平和の詩」朗読自民裏金 元議員に有罪判決旧統一教会の解散命令が確定トップニューストップページへ台風7号近畿~関東甲信に接近へ、土砂災害警戒 夜には温帯低気圧に16:21再びのイラン攻撃、やらざるを得ないトランプ氏が抱えるジレンマ11:30「パニックになりそうに」震度6弱の富士河口湖町、外国人客も不安に11:00作家の庄司薫さん死去 ベストセラー「赤頭巾ちゃん気をつけて」12:13関西ママチャリの定番・自転車の傘立て「アウト」に梅雨のユウウツ15:00「うちって、仮面夫婦?」 妻との距離が開いていく、60歳夫の哀愁15:00