テラ・クライシス:海底に眠るレアメタル 商業開発前夜、「怖さ」感じて一時停止に

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テラ・クライシス独自 荒木涼子八田浩輔毎日新聞 2026/6/29 06:00(最終更新 6/29 06:00) 有料記事 1767文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷南鳥島沖の深海底で取られた希少なレアメタルを含んだ鉱物「マンガン団塊」=東京都港区で2026年6月26日、小林努撮影 「この大きさになるまで、およそ1000万年かかると言われます」 そう説明を受けて、記者は握りこぶし大のざらついた黒褐色の塊を手に取った。実際の質量を超えた、時間の「重み」が伝わる気がした。 日本最東端の孤島、南鳥島沖の深海から引き上げられた「マンガン団塊」と呼ばれる鉱物だ。マンガンやニッケル、コバルトなどのレアメタル(希少金属)を豊富に含む。海底に沈んだサメの歯や岩石の破片を核に、海中の金属成分が少しずつ沈着し、年輪のように成長したと考えられている。 海底の鉱物資源に世界的な関心が高まっています。各国の動きや思惑を追います(全3回の第1回) 第2回・米国の抜け駆けに切迫感=30日午前6時公開予定 第3回・中国の触手に島国は=7月1日午前6時公開予定 日本財団・海野光行常務理事インタビュー国内消費量の75年分相当か 海洋分野で国内最大の民間助成機関である日本財団と東京大学は2024年、南鳥島沖の水深5200~5700メートルの海底調査で、マンガン団塊が広く密集する海域を特定した。推定された埋蔵量は約2・3億トン。現代社会に欠かせないリチウム電池に必須のコバルト含有量だけで、国内消費量の75年分に相当する可能性があると試算した。 調査結果を公表した24年6月の記者会見では、将来の「商業開発」を見据えた試験採掘を翌年にも始める計画もあわせてアピールした。資源に乏しい日本で、深海は新たな資源フロンティアとして現実味を帯び始めた。 だが数カ月もすると、国内で開発一辺倒の空気が広がることへの危機意識が、財団に浸透した。「『どんどん採ろう』という流れに一気に向かいかねないと、怖さを感じた」。調査プロジェクトに関わる海…この記事は有料記事です。残り1053文字(全文1767文字)【次の記事】南鳥島に「謎だらけ」の塊 資源大国へ急ぐか、次世代への責任か【前の記事】「大国間競争の舞台にするな」 島国ツバル首相の地政学的視点関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>