朝日新聞連載そもそも解説記事視点・解説2025年6月19日 16時00分(2026年6月23日 5時00分更新)有料記事木村司ダイナマイトで日本軍の洞窟壕を爆破する米兵たち=沖縄県公文書館所蔵 米軍は「ありったけの地獄をあつめた」戦場と呼んだ。爆弾の降り注ぐさまは「鉄の暴風」と形容された。1945年、日米最後の地上戦が沖縄であった。どのような戦いだったのか。何をもたらしたのか。6月23日は、沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」。解説します。なぜ沖縄が戦場に? 日本は米国などと戦争をしていた。太平洋の島々を奪った米軍は、日本本土を攻めるための前進基地として沖縄占領を目指した。日本はすでに敗色濃厚のなか、沖縄の日本軍は、日本本土を守るため、米軍を沖縄にひきとめて時間をかせぐ「持久」作戦をとった。 沖縄で最初の大きな被害は1944年10月の「10・10空襲」だ。死者は軍人と民間人あわせて668人とされる。45年になって、航空機で軍艦に体当たりする日本軍の「特攻」攻撃も始まった。特攻による死者は数カ月間に約2500人ともいわれている。 米軍は45年3月末、空襲や海上の軍艦からの砲撃につづき、慶良間諸島に上陸。4月1日には沖縄本島中部の西海岸に上陸した。このころから約3カ月にわたる戦いを一般に、沖縄戦と呼ぶ。沖縄本島に上陸する米軍=1945年4月3日、沖縄本島中部、米軍撮影、沖縄県公文書館所蔵 沖縄本島の上陸地から本島北部にかけては約2週間で、米軍に占領された。日本軍がおもに待ち構えていた本島中部では、約40日間にわたって激しい戦いがあった。しかし、追い詰められて、首里城地下にあった司令部を捨て、日本軍は本島南部へしりぞく。大きな戦いはその後約1カ月間続いた。軍人と住民が混じり合った戦場 沖縄戦は、軍隊と軍隊、軍人…この記事を書いた人木村司オピニオン編集部次長専門・関心分野沖縄現代史、沖縄戦関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月23日 (火)首相、秘書の陳述書を提出へ23日は沖縄「慰霊の日」旭川・高校生殺害で判決6月22日 (月)日本 チュニジアに4対0で勝利東京でも「匿流」強盗相次ぐ高齢者の就労意欲、高い日本6月21日 (日)小池都知事 給与半減を終了へ成年後見制度を見直す法改正狭小アパート、都心で広がる6月20日 (土)小学校で火災 11人負傷日野町事件、無罪確定へ日本郵便に公金注入へトップニューストップページへ片山財務相、ベッセント米財務長官とオンライン会談 為替など議論か1:11皇室典範改正、政府が要綱を正副議長に提示 25日に各党派と協議へ21:30米イラン協議、波乱の末に進展 「即効薬」求めるイランが強気の交渉0:40冷凍庫の遺体は2011年に死亡か、元住人と判明 神戸のマンション22:43英国で続く首相の辞任 EU離脱投票から10年、混迷する背景を解説18:00日本、3位通過なら次はフランスと? 他の対戦相手候補とその確率21:04