現場から2026年6月26日 9時51分有料記事高橋俊成 大阪・関西万博の会場などで使われていた電気自動車(EV)バスについて、大阪メトロが所有する大阪市城東区の敷地からの搬出が26日に終わった。大阪メトロが取材に対し明らかにした。 この敷地はSNS上でバスの「墓場」と呼ばれており、4月時点で約130台が止められていた。搬出は5月18日に始まり、バスは連日大型のトラックの荷台に積まれ、運び出されていた。搬出を待つEVバス。敷地の向こうに大阪城が見える=2026年5月18日、大阪市城東区、高橋俊成撮影 大阪メトロは搬出先を明らかにしておらず、関係者によると、鉄道やバスといった大型車両の解体・リサイクルを手がける富山県内の業者に運び込まれたという。 大阪メトロは、「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市、EVMJ)から190台を購入。そのうち、150台が万博関連で使用された大型バスと小型バスで、この2車種が「墓場」に止められていた。 残りの40台は大阪市内でオンデマンドバスとして使っていた超小型バスで、別の場所で保管を続けるという。 バスが置かれていた敷地周辺は、大阪メトロが2028年春を目標に、新駅や駅ビルを開業する予定で、今後着工に向けた準備を進める。 バスをめぐっては、大阪メトロはEVMJに引き取りや購入代金の返還を求めている。EVMJは民事再生手続き中で、大阪メトロはバスの扱いが決まるまで処分せず、搬出先で保管する方針。搬出や保管にかかった費用はEVMJ側に請求することも検討している。 大阪メトロは5月、26年3月期の決算にバス190台分の関連損失として67億円を計上したことを発表した。河井英明社長はバスの搬出について、「6月末までに完了させたい」としていた。トラックに載せられ搬出されるEVバス=2026年6月15日、大阪市城東区、高橋俊成撮影「運行継続」「使わない」 割れる対応 国内では大阪メトロを含め、多くの事業者がEVMJからバスを購入しており、その数は計331台にのぼる。他の事業者はバスをどうしているのか。 バスをめぐっては、万博会場…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人高橋俊成大阪社会部|交通・災害担当専門・関心分野鉄道・車・航空機など交通全般、人口減少、裁判関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月26日 (金)三陸沖で地震 今後も警戒きょう、スウェーデン戦NHK受信料 相次ぐ契約漏れ6月25日 (木)中国で日本人2人拘束EU離脱、57%が「誤り」性被害訴える検事ら署名6月24日 (水)中学生が「平和の詩」朗読自民裏金 元議員に有罪判決旧統一教会の解散命令が確定6月23日 (火)首相、秘書の陳述書を提出へ23日は沖縄「慰霊の日」旭川・高校生殺害で判決トップニューストップページへ超新星爆発のニュートリノ、初めて複数を確認か 2代目カミオカンデ4:00ダブル台風接近、専門家としても異例 進路に影響「藤原の効果」とは6:00子どもの名づけ、使える漢字3千字に 裁判所の決定受け「勒」を追加8:30万博EVバス、大阪の「墓場」から搬出完了 扱い決定まで富山で保管9:51「冷たい握手」のメローニ氏とマクロン氏 関係改善へ歩み寄りの会談5:45高市首相が答弁回避→予算委難色→審議遅れ 自民「もう、お手上げ」20:10