2026年6月26日 11時15分仙道洸ブルゴス・フジイ・ブラディミルさんを押さえつける様子を入管が撮影した動画の一場面。叫び声を上げるフジイさんに対し、職員は「従うのか、従わないのか、どっちだ」と繰り返した=原告弁護団提供 大阪出入国在留管理局に収容されていた日系ペルー人の男性(故人)が、後ろ手錠で14時間余り拘束されて負傷したとして国に216万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁(田中健治裁判長)であった。高裁は、国に11万円の賠償を命じた一審・大阪地裁判決に続いて拘束の一部を違法だと判断した上で、賠償額を88万円に増額した。 男性はブルゴス・フジイ・ブラディミルさん。判決によると、在留期限が切れて入管に収容されたフジイさんは2017年12月、支給された昼食の不満を訴えて入管職員にパンを投げるなどしたとして、後ろ手錠をされて保護室に連行された。一度は手錠が解除されたが、その日の夜に室内で暴れたとして、再び後ろ手錠で14時間余り拘束された。後で病院を受診すると、左腕の骨にひびが入っていた。 一審判決は、2度目の後ろ手錠について「連続8時間を超える拘束は所長らの承認を受ける」という内規に反したなどとして、14時間のうち内規を超える6時間分の拘束継続を違法とした。 しかし高裁は、様子が落ち着いた後も後ろ手錠を続けたのは必要最小限度の範囲を超えていたとして、12時間分の拘束を違法だと判断した。 左腕のけがについても、後ろ手錠の最中に入管職員が何らかの有形力を行使したのが原因だと認定。自ら壁に体当たりをして負った傷だと判断した一審の判断を覆し、賠償額を増額した。 判決後に会見した弁護団の川崎真陽弁護士は「真剣に向き合ってくれた。あるべき判決が出てよかった」と振り返った。大阪入管は「判決の内容を精査し、今後の対応を協議していく」とコメントした。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人仙道洸大阪社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日コリアン、在日外国人関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月26日 (金)三陸沖で地震 今後も警戒きょう、スウェーデン戦NHK受信料 相次ぐ契約漏れ6月25日 (木)中国で日本人2人拘束EU離脱、57%が「誤り」性被害訴える検事ら署名6月24日 (水)中学生が「平和の詩」朗読自民裏金 元議員に有罪判決旧統一教会の解散命令が確定6月23日 (火)首相、秘書の陳述書を提出へ23日は沖縄「慰霊の日」旭川・高校生殺害で判決トップニューストップページへ日本代表、次の相手は王国ブラジル ベスト32での対決は不運なのか10:30関西地方で激しい雨、淀川水系で一時氾濫危険警報 鉄道運休も相次ぐ10:34ポルシェ時速100キロか、3人けが 運転の男「時間もったいない」10:00茂木官房長官秘書官が交代へ 公費出張での不倫疑惑で事実上の更迭か11:15アップルやMSが値上げ iPadやMacは2~3割 Xboxも11:00高市首相が答弁回避→予算委難色→審議遅れ 自民「もう、お手上げ」20:10