2026年6月26日 12時12分増山祐史初公開されたウーバーの自動運転車=2026年1月5日、米ラスベガス、奈良部健撮影 特定の条件で、すべての操作をシステムが担う車の自動運転のことを「レベル4」と呼ぶ。高速道路については世界共通の安全基準があったが、国連の会議が一般道についても基準をまとめた。 安全性について「有能で注意深い人間のドライバーと同等以上」を求めている。来年1月ごろに発効する予定。国土交通省は今後、国内の基準も改正する。 自動運転はレベル0~5があって、いま国内のタクシーやバスの実証実験で主に使われているのは、運転手の操作の一部を車のシステムが補助する「レベル2」。これに対してレベル4は、特定の地域やルート、天候条件下でシステムが緊急停止を含めたすべての操作をする。2では必要な運転手による「監視」も不要になる。 国連の基準を採用した国同士なら、輸出入の際に相手国の認可を得る必要がなくなり、各国で販売しやすくする。これまで高速道路に限った自動運転の基準はあったが、一般道も含めた基準は初めて。海外で無人タクシーなどの自動運転サービスが実用化され、日本でも2027年にレベル4の走行を目指す企業が増えるなか、日本が議論を主導して国際的なルール作りが進められていた。 国連の会議「自動車基準調和世界フォーラム」(WP29)がまとめた新基準は、不具合が起きた際に安全に止まったり、サイバー攻撃からシステムを守ったりする機能をメーカーに義務づける。なぜ安全性を守れるのかという根拠をメーカーが自ら示し、各国の運輸当局が審査する。事故や不具合などが起きれば関係国の当局へ報告することも義務づけた。 一方、今回の基準では数値目標などは設けていない。自動運転は新たな技術のため、基準の具体的な解釈については今後もWP29で議論していく。 日本と各国とでは道路の状況が違うため、国際基準を満たして輸入された自動運転車も、日本が求めるレベル4の条件を満たさなければ国内で走ることはできない。 国交省は今後、国際基準に沿って国内の安全ルールである保安基準を改正する。道路運送車両法の省令の改正案について秋ごろにパブリックコメントを始める。メーカーに求める安全性能についてのガイドラインも作る方針だ。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月26日 (金)三陸沖で地震 今後も警戒きょう、スウェーデン戦NHK受信料 相次ぐ契約漏れ6月25日 (木)中国で日本人2人拘束EU離脱、57%が「誤り」性被害訴える検事ら署名6月24日 (水)中学生が「平和の詩」朗読自民裏金 元議員に有罪判決旧統一教会の解散命令が確定6月23日 (火)首相、秘書の陳述書を提出へ23日は沖縄「慰霊の日」旭川・高校生殺害で判決トップニューストップページへ日本代表、次の相手は王国ブラジル ベスト32での対決は不運なのか10:30関西地方で激しい雨、淀川水系で一時氾濫危険警報 鉄道運休も相次ぐ10:34ポルシェ時速100キロか、3人けが 運転の男「時間もったいない」10:00茂木官房長官秘書官が交代へ 公費出張での不倫疑惑で事実上の更迭か11:15アップルやMSが値上げ iPadやMacは2~3割 Xboxも11:00高市首相が答弁回避→予算委難色→審議遅れ 自民「もう、お手上げ」20:10