Windows 11は8GBで足りるのか?Microsoftの「掌返し」の理由

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長らく「Windows 11には16GBが最低ライン」と主張してきたMicrosoftが、2026年6月になって突然「8GB RAMは日常利用に十分」と言い出しました。Surface公式ストアの購入ガイドにも、ブラウジングやストリーミング、学校の課題、一般的な生産性アプリには8GBのRAMが最適と明記されており、方針転換が明確となっています。Devices with 8GB of memory are designed for everyday tasks like browsing, streaming, schoolwork, and productivity apps, delivering a smooth and responsive experience for common use. Devices with 16GB or more provide additional headroom for multitasking and demanding applications, while also enabling Copilot+ PC experiences, including advanced on-device AI features. All configurations include Windows 11 and Copilot, with AI assistance available through cloud-based experiences.8GBメモリのデバイスは、ブラウジング、ストリーミング、学業、生産性向上アプリといった日常的な作業向けに設計されており、一般的な用途で快適かつ応答性の高い体験を提供します。16GB以上のデバイスは、マルチタスクや負荷の高いアプリケーションのための余裕を追加で確保するとともに、高度なオンデバイスAI機能を含むCopilot+ PC体験も可能にします。すべての構成にWindows 11とCopilotが含まれており、クラウドベースの体験を通じてAIアシスタンスを利用できます。16GB以上のデバイスは、マルチタスクや負荷の高いアプリケーション、Copilot+ PC体験のためのだと位置付けられています。16GB推しからの急転換2024〜2025年にかけてMicrosoftは、Copilot+ PCの普及を狙い「16GBが必須」「ゲーミングには32GBが理想」と強く訴えていました。しかしこの方針はユーザーの反発を招き、実際、32GB推奨の記事は批判を受けて削除されるほどの事態となっています。一方、Appleは8GB搭載のMacBook Neoを599ドルで投入し、高性能・低価格のデバイスに、PC業界は薄利での対抗を迫られることになります。RAMの価格高騰もあり、Microsoft自身も、8GBのSurface LaptopやSurface Proを発売するという従来の方針とは矛盾した動きに出ざるをえない状況となりました。Windows 11が抱えるメモリ問題Microsoftが16GBを推していた理由として、Windows 11の最適化不足にも原因があるともみられています。Windows 11はアップデートのたびに重くなり、WebView2ベースのアプリがRAMを多く消費しています。Copilot+ PCで採用されているARM版Windowsも最適化不足で、同じ8GBでもmacOSほど効率的にRAMが使えていないという事情があります。Appleが8GBのRAMでもMacを快適に動かせるのは、ハードウェアと一体化したOSレベルの最適化が進んでいるからであり、Windows 11はそこに追いつけていない現状があります。PCメーカーの混乱が続く?MacBook Neoの登場でPC業界は価格競争に巻き込まれました。PC用のメモリが価格高騰するなか、16GBや32GBのRAM容量を推奨することに対する反発が今後、さらに大きくなるとも考えられます。Microsoftに対しては、Windows 11を8GBでも快適に動くように最適化する努力が求められています。[via Windows Latest]