深層サイエンス:ブタ腎臓の「異種移植」 札幌・鎌倉の2病院で実施へ

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深層サイエンス荒木涼子渡辺諒毎日新聞 2026/6/29 00:00(最終更新 6/29 00:00) 862文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ヒトへの移植が可能な臓器を持つドナーブタを用い、移植の練習をする医師ら。この時はドナーブタから別のブタへ腎臓を移植した=2026年4月11日、ポル・メド・テック提供写真一覧 ブタの腎臓を人間に植える「異種移植」の臨床試験(治験)は、北海道大病院(札幌市)と湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)で2028年初頭にも実施される見通しとなった。治験計画を進める明治大発ベンチャー「ポル・メド・テック」(川崎市)が29日、発表した。 種を超えて臓器を治療に使う異種移植は米中が先行している。腎臓については両国で計8例あり、米国内で受けた腎不全患者が38週の人工透析離脱を経て、ヒトからの移植に至ったケースもある。Advertisement 同社は治験実施に向け、二つの病院と準備を進めることで合意した。ドナー(提供側)となるブタから臓器を摘出する施設を敷地内や隣接地に設置する。間を置かず手術室に臓器を運べるため、よい状態で移植できるメリットがある。 治験計画は26年度末にも医薬品医療機器総合機構(PMDA)に届け出る。各病院で数例程度を予定し、安全性を確認するとともに有効性も検証。約半年(24週間)以上の透析離脱を有効性の一つの目安にするという。 対象は、親族らからの移植が見込めず、人工透析や移植が必要な慢性腎不全の患者で、心臓病など重い合併症のない50~60代を見込む。通常の移植より強い免疫抑制剤を使うため、全身状態も含めて判断する。ヒトへの移植が可能な臓器を持ったドナーブタ。10種類の遺伝子を操作することで、拒絶反応を起こりにくくしている=eGenesis(イージェネシス)提供写真一覧 ブタは、米国で実績のある米バイオ企業から輸入したブタの細胞を基にクローン技術で作製する。細胞は拒絶反応を起こりにくくするために10種類の遺伝子が操作されている。この米企業のブタから腎移植を25年11月に受けた患者は6月28日現在、人工透析をせずに31週間生活しているという。 ポル社は27年中に、年間100頭のドナーブタを生産できる体制を整える。治験が順調に進めば、29年中には再生医療製品として国に承認申請する予定で、実施する国内の医療機関を広く募り、連携していく考えだ。 同社のチーフ・サイエンティスト、長嶋比呂志・明治大研究特別教授(生殖生物学)は「まずは世界をリードする米グループの実績を活用し、日本での異種移植の実用化に向けた礎を築きたい」と話している。【荒木涼子、渡辺諒】【前の記事】災害への備え リスク情報発信では足りぬ 本当に必要なことは?関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>