クラシックBravo!インタビュー 西本龍太朗毎日新聞 2026/6/25 11:00(最終更新 6/25 11:00) 有料記事 2645文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷バレエに魅了され、ピアノ版「くるみ割り人形」に挑んだピアニストの菊池洋子さん=東京都文京区で2026年3月6日、西本龍太朗撮影 花のワルツ、こんぺいとうの踊り、行進曲――。 バレエ「くるみ割り人形」はオーケストラが奏でる愛らしい楽曲の数々で知られる。 その響きをピアノにそっくり移し替えた編曲がある。 作曲者本人が「難しい」と言ったとされるピアノ版「くるみ割り人形」に挑むのは、バレエに魅了されたピアニスト、菊池洋子さんだ。「すごくすてき」な出合い 桐朋女子高校音楽科(東京)を卒業後、イタリアのイモラ音楽院で学んだ。 2002年、オーストリア・ザルツブルクで開催された「第8回モーツァルト国際コンクール」で日本人初優勝を果たして一躍脚光を浴びた。 バレエとの出合いは15年ほど前。 ベルリンでチャイコフスキーの「白鳥の湖」を鑑賞した。 「一瞬で夢の世界に連れて行かれました。それからいろんな演目を見ていくうちに『いつかバレエの曲を集めたCDを出したい』と思うようになったのです」 実は、菊池さんにとって「踊り」といえば日本舞踊だった。 群馬県桐生市に生まれ、前橋市で育った。 近くに住んでいた祖母が日本舞踊を教えており、3歳から習った。 ピアノを始めたのは4歳で、初舞台は「ピアノの発表会ではなく日本舞踊だった」という。 「白鳥の湖」でバレエのとりこになり、母に「バレエってすごくすてき」と話した。 すると、意外な事実を打ち明けられた。 「母は昔からバレエへの憧れがあり、娘ができたら習わせたいと思っていたようです。でも、嫁いだ先が日本舞踊の家だったので『言い出せなかった。けれど、何も言わなくてもあなたに伝わった』と喜んでくれました」バッハから導き出した「子守歌と踊り」 ピアニストとして活動を続けるうちに、バレエに関わる機会も訪れた。 20年と25年、20世紀バレエの巨匠、モーリス・ベジャールが振り付けた東京バレエ団のオリジナル作品「M」で生演奏を担当した。 26年にはウィーン国立バレエ団の演目で協奏曲のソリストとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団と協演している。 今春に発売したアルバム「バレエ・ファンタジー」(キング)にはバレエ音楽の編曲作品などを収める。 制作のきっかけは、コロナ下に取り組み、22年に録音したバッハの大作「ゴルトベルク変奏曲」だった。 ウクライナやガザでの戦火といった世界情勢が不安な中、人間の根源的な「静と動」に着目した。 それをどう表現するか。 菊池さんが導き出したのが「子守歌と踊り」だった。 「子守歌は恐怖や不安…この記事は有料記事です。残り1633文字(全文2645文字)【前の記事】衝撃の大音響 ピアニスト、北村朋幹さんが奏でる武満徹の宇宙関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>