2026年10月7日 19時00分石脇珠己愛知県警察本部 総合化学大手「旭化成」(東京)から半導体製造に欠かせない絶縁材に関連する情報を持ち出し、海外企業の関係者に漏らしたなどとして、愛知県警は7日、元社員の古川祥一容疑者(66)=静岡県富士市富士見台3丁目=を不正競争防止法違反(営業秘密の開示)の疑いで再逮捕し、発表した。県警は認否や漏洩(ろうえい)先を明らかにしていないが、旭化成は中国企業への情報流出が確認されたと説明している。 県警によると、再逮捕容疑は2018年11月30日ごろ、旭化成を退職する際、半導体製造に必要な感光性絶縁材の品質管理に関する情報が入ったハードディスクを持ち出し、24年9月12日ごろ、海外企業の関係者に情報をメールで送信したというもの。 絶縁材は「パイメル」の商品名で販売されている液状の材料で、旭化成によると、半導体素子の表面の保護膜などに使われ、同社の半導体関連事業では主要な製品の一つ。流出したのはその品質管理に有用な、原料に関する情報という。 旭化成によると、古川容疑者は1984年に同社に入社し、パイメルの研究や開発などに従事。2005~09年にはパイメルの製造工場の工場長も務めた。 容疑者は9月、半導体製造に使われる別製品の情報を、海外企業側にメールで送ったなどとして同法違反容疑で逮捕されていた。県警によると、送信先は今回と同じアドレスだという。名古屋地検は10月7日、この容疑について処分保留とした。 旭化成は「多大なご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる。再発防止策を徹底し、企業倫理とガバナンスの強化に全力で取り組む」などとコメントした。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月7日 (水)簗氏発言 国交省の調査結果ノーベル物理学賞 受賞者発表ランサム集団キリンの男拘束10月6日 (火)消費減税 成立へ意欲ノーベル賞ウィーク始まる予算カット発言 撤回し謝罪10月5日 (月)沖縄で米海兵隊員を逮捕アジア大会が4日に閉幕来春の花粉量予想を公表10月4日 (日)人口水増し疑い 市役所を捜索阪神、球団初のリーグ連覇こどもNISA、受け付け始まるトップニューストップページへビール4社が値上げ調整の疑い、経営陣にも報告か 公取委が調査18:54独自簗農水相「法令に従い適正に処理」、支援者を無料送迎との週刊誌報道17:21高市首相「政治的な不支持、持ち込まないのは当然」 簗農水相発言で16:30ソフトバンク子会社にランサムウェア攻撃か 自治体でシステム障害17:27「奴婢」売買の木簡、平城京跡から初めて出土 27歳女性を8貫文で18:00オープンAI、相次ぐ退職 安全担当が警鐘鳴らす「トライ&エラー」18:00