縮小社会に生きる社会最新記事毎日新聞 2026/10/11 05:00(最終更新 10/11 05:00) 有料記事 1959文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷1人暮らしのお年寄り(左)に入浴サービスをするホームヘルパー=2026年7月(日南福祉会提供) 昨年8月、お盆前の強烈な日差しが照りつける日だった。 中国山地の山懐にある鳥取県日南町で、訪問介護を担う「ホームヘルプセンターにちなん」の川上絵里子所長が利用者の高齢男性宅を訪ねると、男性が自宅の石垣の前でうつむき、座り込んでいた。驚いたのは、ほとんど衣服を身につけておらず、全身血だらけだったことだ。 事情を聴くと「田んぼで転んだ」という。泥だらけになり、激しいかゆみに耐えきれずに服を脱いでいた。自宅前にある無農薬の田んぼはヒルの生息地になっていたようで、体は何十カ所もヒルに吸われていた。 うつろな表情だったこともあり、川上さんはすぐに救急車を呼び、男性は一命をとりとめた。「前の訪問先がたまたまキャンセルになって、1時間早く来られたからよかった。少し遅れていたら危なかった」。川上さんはそう振り返る。厳しい冬場の訪問介護 日南町は、鳥取県全体の約1割を占める広大な土地に3600人ほどが暮らし、高齢化率は56%に上る。 高齢者の暮らしを支えているのは、町内唯一の介護事業者である社会福祉法人「日南福祉会」だ。訪問介護に加えて、特別養護老人ホームやグループホームなどを運営する。 町では今、特に訪問介護が危機的状況にある。背景には、中山間地域に特有の事情が横たわっている。 雪深い町は冬になると、一晩で50センチ以上積もることもある。 数年前の大雪の日、川上さんが利用者宅を訪れた時のことだ。数日間、降り続いた雪で、車道から5メートルほど先の玄関までの通路が雪で覆われて進めなかった。車に積んでいたスコップで雪を必死にかいたが、進めたのは1メートルほど。…この記事は有料記事です。残り1278文字(全文1959文字)Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】「最期まで、自宅にいたい」 介護事業者が一つしかない町の今関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>