リアルタイムディープフェイク使う詐欺犯 録画したエンジニアの証言

Wait 5 sec.

朝日新聞記事深掘り2026年10月11日 5時00分有料記事西崎啓太朗岡邊健さんら3件のコメント女性がZoomでやりとりした偽の警察官=大阪府警提供 6月下旬の午前中のことだ。 関西在住のITエンジニアの30代女性が在宅で仕事をしていると、携帯電話の着信音が鳴った。 知らない番号だった。だが、取引先かもしれないと思って出た。 「愛知県警生活安全課の佐藤と申します」 男性とみられる声で、相手は自分の名前も呼んできた。 最近はやっている「ニセ警察詐欺」かもしれない。 記録を残さなければと、録音と画面録画を始め、だまされたふりをすることにした。女性は取材に、当時の会話を再現してくれました。どのような技術が犯行に使われたのか。記事後半では、警察に協力したトレンドマイクロ社の見解も紹介します。 「逮捕した犯罪グループからあなたのキャッシュカードが見つかった」 「あなたにも容疑がかかっている」 心当たりがないと伝えても、話は矢継ぎ早に進んでいった。45分後、Zoomに誘導され… 取り調べのため愛知県警本部に出頭するように求められた。 仕事中を理由に拒むと、愛知県警の捜査2課に所属するという別の人物に電話が転送された。YouTubeで公開された女性と偽の警察官のやりとり=大阪府警提供 「何か隠していることがあるんじゃないですか。全く身に覚えがないのは事実なんですか」 相手はぶっきらぼうな口調で、詰めてきた。 会話の内容は第三者に口外しないようにと言われた。 1人でリビングで対応していた女性は次第に心細くなっていった。 電話をとってから45分ほどたったころ、県警本部ではなく、オンライン会議システム「Zoom」で特別に取り調べをすると案内された。 スマホで会議に参加すると、眼鏡をかけたスーツ姿の男が画面越しに所属と名前を名乗り、警察手帳を見せてきた。 相手のカメラは30秒ほどでオフになった。女性がZoomでやりとりした、愛知県警捜査2課に所属するとかたる偽の警察官。ディープフェイクの可能性が高いという=大阪府警提供 一方で、女性にはマイナンバーカードの提示を求めてきた。 「カードが見当たらない」と言うと、家の中をビデオ通話のまま探すように指示された。 女性は書類の山をかき分ける姿をしばらく見せた後、「疲れた」と言って通話を切った。 女性は9月、朝日新聞の取材に「相手は高圧的で、かなり焦った。詐欺かもしれないと分かっていても引き込まれてしまいそうになった」と振り返った。動画を解析した専門家の見方は 女性は大阪府警の防犯ITア…この記事を書いた人西崎啓太朗大阪社会部|事件・事故担当専門・関心分野宗教、移住、災害、中東地域関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月11日 (日)トランプ政権 ICCに制裁西山朋佳白玲が将棋棋士資格犬猫の殺処分、10年で9割減10月10日 (土)ナビ・ピレイ氏に平和賞消費減税 法案を閣議決定給食調理室にエアコン格差10月9日 (金)プルデンシャル生命 社長謝罪ユニクロ、アパレル世界2位へ阪神の佐藤輝明が三冠王10月8日 (木)ノーベル化学賞に硤合憲三氏ビール大手4社に強制調査TOPIX銘柄大幅入れ替えトップニューストップページへ大阪でだんじり横転相次ぐ 「たかり」役の2人が死亡、計16人けが20:53茂木外相、ICC赤根氏や米ルビオ氏と電話協議 組織への制裁で議論23:22もう珍しくない「女流棋士が棋士に勝利」西山朋佳白玲、大きな節目に20:15インドの「ゴキブリ人民党」創設者を警察が拘束 さらに3千人超も20:45「法の支配」と「力の支配」 平和賞とICC制裁のコントラスト20:00アンソロピックのAI、殺人事件の虚偽情報を通報 勝手にビザ申請も16:54