「先は見通せん」けど…イチゴ農家、感謝胸に苗付け 熊本地震

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毎日新聞 2026/10/9 07:30(最終更新 10/9 07:30) 832文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷苗を植え付けて間もないイチゴの様子を見る松本寿雄さん=熊本県氷川町で2026年9月29日、猪飼健史撮影写真一覧 「やっと大仕事が終わってよかったばってん先はまだ見通せんけん……」 最大震度7を観測した熊本地震から2カ月が過ぎた。例年より1カ月ほど遅れてイチゴの苗の植え付けを終えた熊本県氷川町の松本寿雄さん(55)は安堵(あんど)と不安を口にした。 熊本県は栃木、福岡に次ぐ全国第3位の生産地。地震被害の大きかった氷川町や八代市では多くのイチゴ農家も被災した。JAやつしろや県によると、農業用水が使えず苗が枯れてしまったり、農機具への被害が出たりしたという。今年の作付けを諦めた農家や、面積を縮小する農家もいる。Advertisement 松本さんもビニールハウス内の畑でイチゴを植え付ける高さ1メートルほどの台のほとんどが壊れ、畑の横に建っていた両親の住宅や納屋も全壊した。全壊した実家を見渡す松本寿雄さん=熊本県氷川町で2026年9月29日、猪飼健史撮影写真一覧 畑の復旧をしようにも、敷地内の簡易住宅で暮らす高齢の両親の生活再建で手いっぱいだった。その間苗の世話ができず、約1万2000本のうち約4000本が病気で枯れてしまった。 痛手だったのは、資材の高騰で台の設置ができなかったこと。元通り設置するには3000万円ほどかかるため、地面に直接植える方法に切り替えた。 しかし、かがんで作業することが多くなり、数年前に脳梗塞(こうそく)を患って体力が落ちた松本さんにはつらい状況だ。苗が足りないこともあり、無理なく栽培できるよう今年は例年の7割ほどの量に減らした。 松本さんは甘みと酸味のバランスが特徴の「桃香」などを作り、直売所やスーパーのほか、県外の個人とも取引してきた。味が評判だが、現状のまま続けていくのは難しいと感じている。公的な支援をどれだけ受けられるのかまだ判然とせず、「なんとか生活できる程度の収穫はできそうやけど既に体はボロボロ」と嘆く。 一方でこの2カ月、自力ではできなかった畑の復旧を手伝ってもらうなど、ボランティアに助けられてきた。「本当にありがたかったけん、まずはその人たちに食べてもらいたい」。感謝の思いを胸に、クリスマス前までの収穫を目指す。【猪飼健史】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>