「うまくいかなくても失敗ではない」 硤合憲三さん、研究を回顧

Wait 5 sec.

毎日新聞 2026/10/9 06:30(最終更新 10/9 06:30) 有料記事 1691文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ノーベル化学賞発表の翌日、喜びを語る硤合憲三さん=東京都新宿区の東京理科大で2026年10月8日午後6時13分、和田大典撮影 今年のノーベル化学賞の受賞が決まった東京理科大名誉教授の硤合(そあい)憲三(けんそう)さん(76)が8日、毎日新聞のインタビューに応じた。「うまくいかなくても失敗と捉えず、ずっと継続してきたことが重要だったと思う」と自身の研究姿勢を振り返った。「数をこなせばいいものではない」 子供の頃から勉強が好きだったという。中でも「理科や生物に関心があった」。小学1年の時には飼っていたウサギが何を食べるのか興味を持ち、さまざまなものを食べさせて確かめた。小学2年になると理科の授業でアブラナの構造を学び、帰宅すると自宅前に咲いていたアブラナを観察した。 「理学系のことで道を究めたい」と研究者の道に進んだ。東京大大学院で恩師の向山光昭(てるあき)さん(故人)に出会い、不斉合成反応の研究を始めた。そこで「たくさん数をこなせばいいというものではない」と、検討を重ねた後に実験に取り組む姿勢が自然と身についたという。座右の銘は「淡々と」 受賞につながった成果は、鏡映しの関係にある2種類の有機化合物(鏡像異性体)のうち、片方だけを増やす方法を開発したことだ。しかし、実験中は「そもそもそういった良い反応があるかどうかも分からなかった。暗いところをヘッドライトをつけてたどっている気分だった」(硤合さん)。 候補になりそうな化合物を使って少しずつ構造を変えながら実験を繰り返した。うまくいかなくても「失敗ではない。この化合物ではそう(反応が進まない)だと分かったのだから無駄ではない」と考えた。 1990年、…この記事は有料記事です。残り1043文字(全文1691文字)Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>