縮小社会に生きる:「最期まで、自宅にいたい」 介護事業者が一つしかない町の今

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縮小社会に生きる現場ルポ社会最新記事毎日新聞 2026/10/10 05:00(最終更新 10/10 05:00) 有料記事 2219文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷長女の大爺久子さんの誕生日に、写真でお祝いメッセージを送る金森康行さん(右)と妻瑞枝さん=鳥取県日南町で、大爺さん提供 中国山地のほぼ真ん中。広島、岡山、島根の3県に接する鳥取県日南町の山あいで、金森康行さん(91)と瑞枝さん(87)夫婦は2人で暮らしている。自宅は、所有する山で伐採した木を使って若いころに建てたもの。人生の大半を過ごしてきた大切な場所だ。 高齢の2人が今も自宅で暮らせるのは、週末ごとに車で約1時間かけて様子を見に来てくれる長女と、町に一つしかない介護事業者のおかげだ。ヘルパーの工夫で細った食欲が回復 「話を聞いてもらえるのが何よりありがたい」。6月下旬、「ホームヘルプセンターにちなん」の川上絵里子所長が訪問介護で金森さん宅を訪れると、康行さんは何度も感謝の言葉を口にした。 事業所を運営するのは、社会福祉法人「日南福祉会」(日南町)。町内で特別養護老人ホームやデイサービス施設も運営し、人口約3600人、高齢化率56%の町の介護サービスを一手に担っている。 康行さんは「要支援2」、瑞枝さんは「要介護1」の要介護認定を受けており、週1回、食事を作るサービスを頼んでいる。川上さんらホームヘルパーは甘党の瑞枝さんも好むように味を工夫し、一時は細った瑞枝さんの食欲は回復した。 川上さんが訪問した日、康行さんは夫婦のなれそめを話してくれた。 若いころ、中長距離走の大会で何度も優勝するほど走るのが得意だった康行さん。「走ってばかりいると長生きしない」と近所の人に言われ、顔見知りだった瑞枝さんとお見合いをした。 結婚前のデートはたった1回。近所の石碑の脇で1時間ほど話しただけ。「妻の家系は賢いけん、頭の悪いわしとの結婚は最初、反対された」と康行さんは笑う。 康行さんは近所の知人の紹介で郵便局に勤め、家計の足しにするため肉牛も飼った。27万円で買った牛が、3カ月後に100万円で売れる好景気も経験。瑞枝さんも田畑に出て家族を支えた。「友人と会うよう」な気持ちで通所 定年退職後も康行さんは山仕事などをしていたが、次第に時間を持て余して瑞枝さんとテレビを見ては横になる日々となった。昨年は友人7人が相次いで他界し、親しい人もいなくなってしまった。 それでも生きがいを持てているのは、訪問介護やデイサービスがあるからだ。…この記事は有料記事です。残り1308文字(全文2219文字)Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。【前の記事】人は減っても残したいもの 人口減「先進地」がつなぐ技と誇り関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>