毎日新聞 2026/10/11 09:45(最終更新 10/11 09:45) 1099文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ソバ畑に実った実を手にする南雲まりなさん。「そば文化の可能性を広げたい」=福島市松川町水原で2026年9月28日午後1時47分、錦織祐一撮影 ソバを栽培して手打ちするそば文化が根強く残る福島市松川町の水原地区に県内外の人々へ魅力を発信する交流拠点となるそば店を開店しようと、地域おこし協力隊員の南雲まりなさん(27)らが築90年以上の古民家のリノベーションを始めた。今年度で3年の任期を終える南雲さんは「そば文化を次世代につなげる態勢ができるまで責任を持って取り組む」と覚悟を持つ。被災で感じた「地域の団結力」 南雲さんは長野県北部の栄村出身で、子どもの頃からそば文化に親しんだ。同村は東日本大震災翌日の2011年3月12日に震度6強の地震に見舞われ、3人が災害関連死で亡くなった。南雲さんは小学校を卒業する直前で被災し、自宅は損壊を免れたが避難所に一時身を寄せた。この経験が「地域の団結力や支え合いを肌で感じた。営みを大切にしたい」との考えにつながった。Advertisement 建築家に憧れて新潟大で建築学を学んだ。その中で「建物を媒介にして生まれる人同士の関係を大切にしたい」と町づくりを志すようになり、古民家の利活用をミッションに掲げていた松川町の地域おこし協力隊に応募。24年4月に着任し、5~12月の第1日曜に開催している名物の朝市の運営を手伝うなど活動を展開してきた。水原のそば味わえる店がない…「クマガイソウの里まつり」期間中に提供されたそば=南雲まりなさんのインスタグラムから 古民家がある水原地区はラン科の多年草の絶滅危惧種クマガイソウの国内最大級の群生地があり、見ごろの5月には「クマガイソウの里まつり」が開催される。その期間中などに地元住民がそばを振る舞う。南雲さんはその豊かな味わいに加え、水原郷そば打ち会の茂木徳夫会長(77)らがそば文化に代表される地域の営みを受け継ぐ姿に感銘を受けた。水原のそばを味わえる常設の店舗がなかったこともあり、古民家をそば店にリノベーションしようと一念発起した。 南雲さんは松川町について「地域のことを考えている人が多く、何か課題があると『まず自分たちでやってみよう』と挑戦して、それを可能にする知恵や高い技術がある」と評する一方で「メンバーが固定化されて担い手の継承が進んでいない。変化することに慎重な体質もある」と感じている。新しいそば店は水原のそば文化を持続可能にするのに加えて、地域情報を発信して県内外から松川町に関心がある人々が集まって交流する拠点とすることで「『関わってみたい』と思ってくれる仲間と出会い、そば文化やこの町の可能性を一緒に広げていきたい」と夢を描いている。 そば店は27年春にオープン予定で、南雲さんはクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/nagumogi)で11月6日まで開業資金を募っている。【錦織祐一】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>